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スタッフ通信
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VOL.90 2014/06
ミッション
一体何のために生まれてきたのか。一体何をするために・・・。人ならば、誰もが必ず一度は考える疑問かと思います。そしてその疑問の回答が得られた時、人のやる気スイッチが入るんだと思います。
とある小学校の、とあるクラスの話。小学生に先生が質問しました。
「君は一体何のために勉強するんだい?」「うーん・・・(答えられない)」。
もう一人の小学生に先生が聞きました。「君は一体何のために勉強するんだい?」「先生、私のお母さんは子供の時、病気で学校に行けなかったの。だから、私がお母さんの為に、お勉強を教えるの。私はその為に、学校に来るの!」
この二人の小学生には、学力の差が格段にあります。人は一体なんの為にそれをするのかが大事なんだと思います。いわば、ミッション(任務とか使命って意味)です。
ミッションがないからと言ってそれが不幸だとは思いません。でもミッションがないより、ある方がいいと私は考えています。また、ミッションがないなら、人のミッションに相乗りしましょう。さすれば人生は面白い!
またミッションは人と共有化できるとその推進力は増大します。そしてミッションは、プライベート=ビジネス だと、傾ける時間量が増えエネルギーは増します。
アナタにもきっとミッションがあるでしょう。プライベートのミッション。例えば子供を成人させ立派に育てる。この試験に合格して弁護士になる。などです。またアナタには今現在のビジネス的ミッションがあるでしょう。うまく接客が出来るようになる。ドリンクが作れるようになる。等です。
理想的な事は、ミッションが共有化され、プライベート=ビジネス、である事。
つまりは、弁護士事務所に補佐として勤務し、司法試験に合格するというミッションを常に共にしている仲間がいる。そして日常の時間のほとんどを司法試験合格の為に頑張れる環境にあるという事。または、今飲食店で勤務しているのは、いづれ飲食店オーナーとして独立し、独立をサポートしてくれる仲間やその環境が今ここにあるという事実。
ミッションには、その原動力となる裏付け、つまりやる気スイッチがオンになっていないと継続する事が困難です。病気で学校に行けなかった母の為に、私が勉強を教えねばならないという背景・・・。
どんな事でもいい。壮大でなくたっていい。アナタにはミッションはありますか? そのミッションを共有できる人はいますか? また、そのミッションをサポートできる環境はありますか? そして、そのミッションのやる気スイッチはオンになっていますか?
もし、アナタにミッションがないなら、誰かのミッションを自らのミッションにしたらいい。ミッション発案者はけっこう大変だ! だから道しるべ役を無理にアナタがしなくていい。ミッションはないよりある方がいい。だからそんな時は、誰かのミッションに相乗りするのがいい。さすれば、人生はけっこう楽しくなるでしょう。
もしアナタにミッションが見当たらないなら、ぜひ、私のミッションに参加して欲しい! 私のミッションは、全国に100店舗の居酒屋を作る事です! そしてそのすべてを独立者とし、100人のオーナーを世に排出していく事です。更に私は、アナタが私のミッション参加を元にして、私に出会ってよかったぁ。そう思ってもらえるようにする事が、私の、人生をかけた、最大かつ、本当のミッションなのです。アナタのミッション参加・・・。私は、ずっとずっと、心待ちにしていますから・・・。
人間が進歩するためには、まず第一歩を踏み出すことである。 本田宗一郎