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スタッフ通信
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VOL.16 2008/04
組織力
今、当社に必要とされているもののひとつ。それは組織力です。会社というものは組織により成り立つものであり、組織の構築されていない会社は弱い会社と言っていいでしょう。では組織とは一体どのようなものでしょうか?
組織とは縦・横の繋がりであり、その繋がりのない組織は、繋がりのないところから崩れていきます。縦の繋がりとは、上司部下の関係であり、横の繋がりとは同僚を指します。繋がりは、信頼、協力関係から成り立ちます。この縦・横の繋がりがしっかりしている会社は、すべてのことにおいてスムーズに回ります。信頼しあえていれば協力することができ、無駄がなくなります。そしてそこからまた新たな良き結果が生まれてきます。
まずは縦・横の関係を理解することから始めましょう。今、あなたの上司は誰ですか?わかりますか? 相談、報告はまずその上司にするものなのです。組織とは人と人との繋がりを組み立てたものです。あなたの上司が誰なのかをしっかりとわかってください。まずはその人に報告し相談する、それが組織です。
通常人は信頼できない上司には、報告し相談しようとは思いません。信頼できるからこそ始めて報告し相談をしようと思うのです。あなたは上司、部下、同僚を信頼できますか? 信頼できるならその人を助けようと思いますよね。それが協力していくということでありそれが繋がりというものなのです。もし信頼できないのであれば、それがなぜなのかを考えてみてください。なぜその人を信頼できないのか、その理由はどこから生まれているのか、その理由が自分にあるのか、相手にあるのか、自分にあるのなら直す努力を少しずつしていってください。その理由が相手にあると思うのなら、相手の立場になって考えてみてください。お客様の立場になってサービスができるアナタなら上司、部下、同僚の立場になって考えることもできるはずです。相手を知ろうとしなければ信頼は絶対に生まれません。相手を知ることから始めてください。そこからわかる事がでてくるかもしれません。
アナタは上司、部下、同僚に不満を持っていませんか? 不満があるのならば信頼というものは生まれてきません。アナタが役職を持っているのであれば、まずは部下の立場になってみてください。自分だったらどんな上司が信頼できますか? まずは、自分の理想の上司を目指してみてください。もしアナタが役職を持っていなくても、アナタの周りにこの人は仕事ができる人だなと思う人はいませんか? アナタの思う仕事のできる人とはどんな人ですか? まずはそういう人になろうと努力してみてください。そうすれば周りから見る目もきっと変わってきます。
さらに上下関係の上になるということは権限と責任がついてきます。店長・料理長にはその店舗に係ることについての権限があり判断能力が必要になってきます。店長・料理長での判断を超える時は、店長・料理長から総括・総長に判断が委ねられます。役職になるということは、権限と責任があるのだということの自覚が必要なのです。いわばこれは自分の下にいる社員やアルバイトの行動は自分にかかってくるということなのです。部下の失敗は、その上司の失敗ということですし、その逆もしかり、部下の功績はその上司の功績でもあるのです。部下を良くするのも悪くするのも上司次第です。そういう自覚を持って接し行動をして下さい。
さあ、今あなたができることを考えてみてください。自分がどういう立場にあって何をするべきなのか? 一人一人が少し考えて少し変われば、会社は実に大きく変わるのです。
自分にできることのすべてを実行すればその結果に仰天することだろう。 エジソン