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教育監査の
コラム
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VOL.322 2016/04/28
「種の起源」で有名なダーウィンは言いました。
「強い者、頭の良い者が生き残るのではない。変化するものが生き残るのだ」
地球上には、たくさんの生命体がいます。
海の中の魚たち。
陸の上の哺乳類たち。
空を飛ぶ鳥たち。
地球は46億年の歴史の中で、水中・陸上・空中で、さまざまな変化を遂げました。
その変化の中で、生き残るために変化に適応し、姿形を変化させた結果が、今です。
最初は小さな単細胞が始まりだと言われています。
しかし、海の中や陸の上など、各自の環境事情に応じて、生き残るべく変化を遂げてきました。
生き残っているだけで「強い」んです。
陸海空と、生きている場所こそ違いはあるけど、環境適応に成功し、生き残っているだけで、種としての成功を収めている。
強いから生き残っているのではありません。
『変化するもの』が生き残れる。
『生き残ったもの』が強い。
変化ができなかった、変化に遅れたものは消えていく。
私たちは、生き残っている生物たちから学ぶ点が多くあります。
不況にどう立ち向かうのか。
「強くなろう」という発想は捨て、「生き残る」という発想への転換です。
本当に強いのであれば、恐竜たちは生き残れたはず。
でも、恐竜は絶滅してしまいました。
逆に、小動物や微生物たちのような、弱い生き物のほうが、急速に変わる地球環境の変化に素早く対応し、生き残ることができました。
大切なことは
「増強と拡大」ではなく、
「変化と適応」です。