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教育監査の
コラム
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VOL.318 2016/04/24
友人と飲みに行くと、必ず出る話題があります。
「給料がいつまでも上がらない」という愚痴です。
いつも聞いていてうんざりする内容です。
給料がいつまでも上がらない理由は、単純明快です。
「いつまでも同じレベルの仕事しかしていない」からです。
その人は、会社のぬるま湯に浸かって、いつまでも同じレベルの仕事をしています。
言われた仕事を言われたままにやります。
もちろんこれでいいのですが「それ以上の何か」をしようとしません。
期待どおりの仕事で終わらせ、「期待を超える仕事」をしていない。
同じレベルの仕事をしているかぎり、永遠に給料は同じです。
いきなり給料を上げろと上上司に言っても、確実に却下されます。
本当に給料を上げてほしいと願うのなら、まず給料に見合わないレベルの高い仕事をしなければいけない。
仕事の量を2倍に増やし、仕事の品質を2倍向上させる。
明らかにほかの同僚より仕事ができるというところを見せて、アピールします。
言われた仕事をやるのはもちろん、それ以上の期待を上回る仕事をする。
それが「期待を超える仕事をする」ということです。
上司を驚かせましょう。
仕事量が2倍速くなり、2倍の質が上がれば、必ず給料は上がります。
それだけ仕事ができるようになれば、社内で目立ちます。
「ただ長く在籍していれば自動的に給料アップ」という時代はとうの昔に終わっています。
年功序列は崩壊し、今は「成果主義」の時代です。
自分の給料は、自分で稼ぐ。
今日も精進していこう!(*^_^*)
※グループラインに載せなくてもいいです
部下を叱るタイミングは、「ミスをした瞬間」に叱ることです。
「後からまとめて指摘しよう」と思う人もいるかもしれませんが、ミスをしている部分が多いと、そのたびに指摘しなければいけなくなります。
たしかに、ミスをする度に叱っていると、手間もかかるし、面倒だという気持ちは分かります。
しかし、結論から言えば、特別な理由がない限り、「ミスをした瞬間に指摘する」のがベストです。
理由は3つあります。
理由1 叱る側が言いやすいため
理由2 叱られる側が吸収しやすくなるため
理由3 安全のため
まず1つ目の理由は「叱る側が言いやすいため」という理由です。
ミスをしていますから、そのタイミングで指摘するのが最もスマートです。
仕事をしている途中で言われますから、具体的なタイミングを伝えることができ、ミスの指摘もしやすくなります。
もし、後からまとめて指摘事項を報告しようとすると、実は「余分な仕事」が発生します。
「タイミングの説明」という余分な仕事です。
「どのタイミング」で「どんなミス」を犯したかを説明します。
はじめに「タイミングの説明」から始めなければならず、苦労します。
また、タイミングの説明とはいえ、これがなかなか難しい。
タイミングの説明でうまく伝わらなければ、次に仕事をするとき、さらにミスを犯してしまいます。
しかし、ミスしたタイミングですぐ指摘する場合「タイミングの説明」を省くことができる。
まさにそのタイミングですから「違うよ」と一言言えば、説明が「指摘」だけですみます。
ですので、叱る側が言いやすくなるんです。
2つ目の理由は「叱られる側が吸収しやすくなるため」です。
ミスをしたときに「違うよ」と言われると、正しい進め方を教えてもらえれば、すぐ吸収できます。
仕事中は緊張しているので、指摘が頭に入ります。
仕事中の緊張感を利用するのがベストです。
もし仕事が終わった後になると緊張の糸が切れているので、ぼーっとして指摘も頭に入りにくいです。
そして、最後の3つ目の理由こそ、ミスした瞬間に指摘する最大の理由です。
それは「安全のため」です。
ミスをしていますから、その場ですぐ言ったほうがいい。
すぐ言わないと、後になるほど亀裂は大きくなり、改善が大変になります。
場合によっては、手遅れになるケースさえあります。
たとえば、手術中。
間違った手順で進めていれば、その場ですぐ指摘しなければなりません。
知っていてほったらかしにするのは、患者の命に関わります。
間違ったやり方をしているのに、後からやり直すというわけにはいきません。
間違ったことをしているのなら、誰であろうとその場ですぐ指摘するのが一番です。
場合によっては手遅れにさえなりかねない。
この3点の理由から、叱る場合には「ミスした瞬間に叱る」のがベストなんです。