教育監査の
コラム


VOL.312 2016/04/18

何かを得るために、何かを潔く捨てることです。

捨てられるとしたら「おしゃれ」です。

おしゃれをしたから、仕事の質が上がるのは、アパレルの販売員さんくらいです。


おしゃれを意識して毎日の服装を考えていると、時間を取られます。

ネクタイとワイシャツの組み合わせを考えたり、上下の組み合わせなど、おしゃれを意識して服を選んでいると、時間を要します。

ただでさえ忙しい朝の余裕が、さらになくなります。

そういうところで貴重な時間を使うのはもったいないです。

仕事ができる人は、なぜかいつも同じ服ばかりを着ています。

1枚の服をいつも着ているわけではありません。

貧乏だからでもありません。

「無駄なことをしたくない」からです。

実は、同じような服を着ていても、毎日きちんと着替えています。

同じ服を何着も持っています。

同じ服だからとはいえ安っぽい服ではなく「質の高い服」を何着も持っています。

仕事ができる人は、服選びに時間を使いたくないんです。

仕事に専念するために、あえて、おしゃれを捨てています。

服選びのような無駄なところで時間と思考を取られたくないと思っているんです。

(当社社長も大体毎日同じ服ですが、ちゃんと着替えてますよ★)




仕事をしていると、必要な道具が見つからないときがあります。

どこに置いたのか、デスク周りが整理できていないため、「探す時間」が発生します。

見つからないと仕事にならないため、仕事を中断せざるをえません。

探している時間は、完全に仕事がストップしてしまいます。

さらに、探し物のために体力と「時間」を使ってしまう。

探す時間は、完全に無駄な時間です。

仕事をしている時間でもなく、準備をしている時間でもありません。

そんなところで貴重な体力と時間を使うことほど、無駄遣いはありません。

散らかっている仕事場では、必ず仕事の質が悪くなり、仕事のスピードまで遅くなります。

探している時間は短いかもしれない。

しかし、回数が多くなると、大きな時間に変わります。

仕事場が散らかっているということは、こうした無駄な時間が大量に発生しています。

さあ、今すぐ仕事場を片付けてください!

使わない物は、整理ではなく、廃棄です!

使わない物は、いらない物です!

使わない物を捨てるだけでも、仕事場はすっきりして、集中しやすくなります。

いかに持つかより、「いかに捨てるか」が重要なんです。



整理や掃除の手間が大幅に減り、仕事に集中しやすくなるんです。


貴重な「時間」を大切に。

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