教育監査の
コラム


VOL.310 2016/04/16

人から相談を受けることってありますよね?

相談をされると、自分なりにアドバイスをしようと思いますよね?

何か気の利いたアドバイスをして、その人のために役に立ちたいと思うはずです。

自分なりに一生懸命に考えたアドバイスだから、きっと相手にとって、良い内容になることと思います。

しかし、相手のためを思ったアドバイスも、言い方によっては台無しになってしまうこともあります。

よくないアドバイスの言い方は「命令」です。

「こうしなさい」「こうしたほうがいい」という命令口調のアドバイスは嫌われます。

はっきり言ってくれるのはいいのですが、強い命令口調には、相手に『選択肢』がありません。

一方的に、自分のアドバイスを相手に押し付ける様子は、ずうずうしく感じてしまう。

気分を害して、嫌われることもあります。

じゃあ、どういうアドバイスがいいんだろう?

受け入れやすいアドバイスは「提案」です。

「こういうのはどうかな?」「参考にしてね」という言い方が、受け入れられます。

最終的に受け入れるかどうかの決定権は、相手にある言い方です。

「提案」には、ずうずうしさがありません。

アドバイスが聞きやすくなり、受け入れやすくなるんです。

アドバイスをするときは、命令ではなく提案を意識してみよう。

「あなたはアドバイスが上手だね」と言われるようになるはずです(*^^*)

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