教育監査の
コラム


VOL.302 2016/04/08

「いらいらする!」

渋滞にいらいら。

友人や同僚の行動や発言にいらいら。

お金がなくていらいら。


世の中には、いらいらすることがたくさんありますよね。

人間関係だったり、時間やお金のことだったり。。。

しかし、どれも原因は次のポイントです。

「余裕がない」ということです。

いらいらの正体は「余裕不足」です。
余裕がないときに発生する気持ちです。

いらいらしている人は、必ず余裕がありません。

キレやすい人ほど、時間やお金、人間関係や自分に余裕がなかったりします。

たとえば、通勤の渋滞にいらいらするのは、時間に余裕がないときです。

時間に余裕がないから、ちょっと渋滞しただけで、いらいらしてしまいます。

買い物で衝動買いをしていらいらしてしまうのは、お金に余裕がないときです。お金に余裕がないから、間違えた買い物にいらいらしてしまいます。

喧嘩をしていらいらするのは、言うまでもなく、人間関係に余裕がないときです。

また自分に余裕がないからという理由もあるでしょう。

いらいらするのは、あなたの性格の問題ではありません。

ただ、気持ちに余裕のない生活を送っているという「生活スタイル」に少し問題があるだけです。

余裕のある生活スタイルに変えれば、自然と気持ちにも余裕が出て、いらいらしにくくなります。

いらいらを解消するためには、まずなにより「余裕を作ること」が先です。


そして、気持ちが落ち込みやすい人は、とかく自分のことばかり考えているからすぐ落ち込むんです。

「自分はどう思われているのかな、どう見られているのかな」

「自分はみんなから好かれているだろうか」

「自分はほかの人と比べてどうだろう」

ほら。自分ばかりに向いていませんか?

気持ちが内側へと向いているので、自分を傷つけやすく、自分で自分を痛めてしまいます。

自分の気持ちを大切にしすぎるあまり、ちょっと傷がついただけで、落ち込んだり怒ったりするんです。

小さなトラブルでも、すぐ動転して、気持ちが不安定になります。

人とすれ違いざまに、ちょっと肩がぶつかっただけで、むかっとします。

「痛いな!」と怒鳴ってしまうのは、自分のことを大切にしているからです。

注意が自分に向いているので、相手のことより、まず自分のことを先に考えます。

いらいらしない人になるためには「あなた、あなた」と考える人になればいいんです。

相手のことを思う気持ちがあれば、自然といらいらすることがなくなります。

人と肩がぶつかっても「痛いな」と思う前に「大丈夫ですか、けがはないですか」と相手を心配する言葉が出てきます。

注意や関心が相手へと向いているため、自分のことより相手のことを先に考えます。

「自分、自分」と考えすぎていませんか?

いらいらしない人になるためには「あなた、あなた」と考えればいいんです。

相手を思う気持ちがあれば、気持ちが丸くなるんです(o^^o)

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