教育監査の
コラム


VOL.300 2016/04/06

好きじゃない言葉があります。

「絶対」です。

この「絶対」という言葉は、人の気持ちを重く暗くしてしまう言葉です。

絶対ということは、この世にはありえない。

あるとすれば、人は『絶対に死ぬ』。これだけです。

日常生活において、「絶対」という言葉は、とても重く暗い言葉。

「絶対」は、底なし地獄の入り口なのです。

にもかかわらず「絶対」という言葉を使っている人は本当に多い。

この世の中に絶対ということはありえないのに、それでも「絶対」という言葉を使って人生を生きている。

これでは、自分で自分の首を絞めているようなもの。

底なし地獄ですから、いずれ疲れてしまい、笑顔も減り、暗い性格になってしまう。

あなたが「絶対」を自分に対してではなく、誰か他人に対して使ってしまったら、今度はその人に嫌な思いをさせてしまいます。

友達同士が話しているときに「絶対だめに決まってる」という言葉を耳にするときがあります。

耳に障る言葉です。イヤな言葉です。

絶対というと、その時点で話が重たくなります。

「絶対だめに決まっている」なんて言われると、誰でも嫌な気持ちになってしまうものです。

「絶対」という言葉は、仕事でもプライベートでも、使ってはならない禁句中の禁句なんです。

もし、使いたいときがあれば「絶対」ではなく「もしかしたら」と言い換えるようにしよう。

「絶対だめに決まっている」と言うのではなく「もしかしたら、だめかもしれない」というほうがまだマシ。

「もしかしたら」という言葉には「まだ可能性が残されている」という意味が含まれているからです。

何事に対しても「絶対」という決め付けた考え方をやめることです。

たった一言の口癖をやめるだけで、それだけであなたの性格はきっと変わります。


絶対できない、絶対無理、なんて、誰が決めたの?

絶対なんてありえない。

どうせ使うなら、『絶対諦めないぞ!』とかに使う方がいいですよね^_?☆

【戻る】