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教育監査の
コラム
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VOL.297 2016/04/03
恋人同士。夫婦。
2人でずっと一緒にいると、最初は刺激的だったことが、だんだん「慣れ」てきますよね。
初めのドキドキはどこへ行ったのか、今はもう慣れてしまって「当たり前の毎日」になります。
今一度、その「当たり前」の大切さに気づこう。
「できて当然。やって当然」と思うのではなく、ほんの些細なことでも、感謝の言葉「ありがとう」を言うようにしよう。
相手が何かをしてくれたら、当然のことと思わず、きちんと感謝し、その気持ちを伝えることを忘れないようにしよう。
これは恋愛関係だけに限りません。
職場の同僚や仲間、全ての人間関係でも同じことが言えます。
当たり前で、ささいなことでも「ありがとう」が言えるようになるだけで「今の自分の幸せさ」に気づくことができます。
もし「ありがとう」を言わなくなってしまったら、その瞬間から、自分の今の幸せが見えなくなります。
日常生活のあらゆるところに、感謝すべき幸せがたくさんたくさんあるのに、気づかなくなってしまうんです。
日ごろの、小さくてささいなことにも、きちんと「ありがとう」が言える人は、当たり前の大切さを分かっている人です。
そして、誰かを愛したいとき、1番最初に愛しておく必要のある人がいます。
それは「自分」です。
まず自分を愛し、それから他人を愛していくというのが順番です。
どうして先に自分を愛するのかというと、自分を好きになれない人に、誰かほかの人を愛することは難しいからです。
自分で自分を好きになるという経験がない人に、他人を好きになって愛するのはとっても難しいからです。
プロ野球の監督は、必ず野球を経験したことのある人です。
野球を経験したことのない人に、野球を教えられても全然説得力がありません。
それになにより、経験したことがないのなら、どういうことなのか分からないはずなのです。
愛情も、これと同じです。
誰かを愛したい人は、まず自分が自分を愛するという経験がないと、他人を愛するときに、どうすればいいのかが分からない。
自分を愛したことがないのに「誰かを愛したい。私を愛して!」と言うのは、かなり強引な要求です。
自分を愛することができて、初めて誰かを愛することができます。
まず、自分が自分のことを好きになって愛してみる。
この経験がないと、その先にある「誰かを愛する、愛してもらう」ということは、実現しないんです。
自分を愛するという経験をしたことがないと、誰かを愛するときにどうすればいいのか分からないのです。
皆さんは、自分が好きですか?
自分が好きなら、大丈夫です。
自分を好きになった経験から、その経験を生かして、ほかの人を好きになり愛するということもできるようになります。
好きな人と最高にうまくいくコツというのは「自分と最高にうまくやっていくこと」で、初めて実現できることなんです。
友達を、同僚を、恋人を、親を、仲間を、お客様を、愛していこう。
きっとハッピーな毎日が待ってますよ!(*^_^*)