教育監査の
コラム


VOL.294 2016/03/31

すべての人に好かれようとするのは無理がある。

「人に嫌われたくない」

「できるだけ多くの人に好かれたい」


そう思う気持ちは分かります。

人間誰もが、そうありたいと願います。

しかし世の中、人それぞれが千差万別であるように、好みも人それぞれなんです。

無限とも思えるような、さまざまな人に対応できる人間関係は、そもそもが難しいです。

すべての人に好かれたいなら、自分を変化させるしかない。

でも困ったことに、色んな人を相手に合わせようとすると、逆に本当の友達ができにくくなる。

「あの人は何を考えているのか分からない」


「ころころ態度も性格も変わる人」


「無理をして他人に合わせているのが分かって、逆に気を使う」


こんな風に思われ、友達を失ってしまいます。

すべての人に好かれようとすることで、個性を失ってしまい、仲のいい友人は1人もできなくなってしまいます。

アメーバに実体がないように、自分がよく分からない存在になります。

すべての人に好かれようとする希望は、捨ててください。

そうすることで、逆に好かれるようになります。

個性があるからこそ、本来の個性を発揮できるようになるんです。

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