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教育監査の
コラム
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VOL.293 2016/03/30
「信用」を大切にすることです。
自分を信じてもらうためには、言葉でなく、態度で表現していくことです。
どれだけ口で「私は信用できますよ」と言っても、実際の行動で約束を破っているようでは信じることができません。
信用は、言葉ではなく、態度でしか表現できないんです。
でもこれは、自分だけに限らず、相手にも大切なことです。
「約束を守る」という、ただそれだけのことでも、大きな意味を持っています。
約束を守るという、たったそれだけのことでも、人間性を表してしまう大きなことなんです。
自分が約束したにもかかわらず、それが守れないようでは、信用を適当にしか考えていないということです。
そういう人は、順調に信用を落とします。
人から信じてもらえなくなって、恋愛関係でも、本当に好きなのかどうかさえ信用してもらえなくなるんです。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、当たり前だからこそ、大切にしてほしいんです。
「約束を守る」ということは、軽いことなんかじゃなく、あなたの人間性すべてに関わる、大きなことなんです。
人と約束ができるってことは、本当に素晴らしいこと。
「ただ約束をしただけ」
「人と約束するくらいはよくあること」
「別に珍しいことではない」
そう思うかもしれないけど、「約束」には特別な意味が隠されています。
まず、約束は、信用がなければできません。
まったく信用のない人なら、約束しても守ってくれないので、約束をしようとは思いませんよね。
約束ができるのは、あなたに信用があってできること。
つまり、誰かと約束をしたなら、それだけ相手から信用されている、ってことです
信用ができるだけの価値があなたにあると褒められていることにもなります。
相手から信用されているのは、とっても嬉しいことですよね。
その信用を裏切らないよう、きちんと約束を守ることです。
「大きな約束なら必ず守る。小さな約束なら守らなくてもいい」と考えるのはよくないです。
大きな約束を守るのは当然ですが、小さな約束でもきちんと守ろう。
小さな約束でも、約束は約束です。
守る自信のない約束なら、あえて約束しない選択も大切です。
断ったほうが誠実さは伝わり、逆に信用が増すこともあります。
人との信頼関係は、小さな信用の積み重ねです。
小さな約束を守り続けていくことで、信頼関係が強くなっていくんです。
だから、人と何か約束できることの幸せに気づこう。