教育監査の
コラム


VOL.291 2016/03/28

今のあなたの現実はどんな感じですか?

人間関係、仕事、勉強、恋愛。

何かつらいと思っていることはありますか?

そんな悩みさえなければ、もっとよい人生を歩めるのに、と思っていませんか。


でもそれは大きな勘違いです。

実際には、今のつらい出来事があるからこそ、今は幸せであり、これからがよくなるんです。

今、つらいことがあるから、不幸だと思っているのは大きな妄想です。

「今つらいことがあるから、これからはもっとよくなる。だから今は幸せなんだ」

こんな風に解釈するほうが事実であり、真実なのです。

私は今、トラブルがあるほうが幸せであるように感じます。

もちろん、何もない日がダメだと言っているわけではありません。

何もない日は平和だけど、学びもない。

何が自分の成長になったかと過去を振り返ってみると、トラブルがあったときほど、一気に自分が向上していることが分かる。

大きなトラブルは、自分が生まれ変わる転機になっていました。

トラブルがあったほうが、それをバネにすることができ、その反動で一気に効率よく学ぶことができるからです。

トラブルは、成長のチャンスなのです。

昔は、つらいことがあれば不幸と感じ、嬉しいことがあると幸せだと、単純にそう感じていました。

でも、考え直してみると、今の自分があるのは、過去のつらい出来事のおかげです。

何もない日より、何かあった日のほうが、自分にとって得られることがたくさんあって、向上に繋がっていく。

そうすると、今、トラブルやつらい出来事があるということは、これからはそれを踏み台にして、もっともっとよくなるということです。

今、不幸であればあるほど、実は幸せへの近道を歩んでいるということなんです。

今がつらいと感じているなら「だからこれからよくなる!」と口に出して言ってみよう。

心の中で唱えるだけでもかまいません。

「だからよくなる」というのは、すなわち、「今」をオセロでいう黒から白へと変えるということです。

すると、過去にあった黒はすべて白へとひっくり返り、これから来る未来も、すべて素晴らしいものになっていくんです。

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