教育監査の
コラム


VOLVOL.289 2016/03/26

「いばっている人」って、なかなか厄介ですよね。

「昨日は徹夜で大変だったよ」という苦労話。

「そんなことも知らないの?」という、人を見下したような発言。

自分が優位に立とうとする発言ばかりをする人。

偉そうに振る舞われると、イヤな気持ちになる人も多いでしょう。

いばっている人との接し方は難しいですが、コツさえ掴んでしまえば簡単です。

「いばらせてあげよう」と考えればいいんです。

いばっている人は、かまってもらいたいんです。

「認められたい」「褒めてもらいたい」「気遣ってもらいたい」という気持ちの裏返しなんです。

じゃぁ気が済むまで、偉そうに振る舞ってもらおう。

「すごいですね!」「素晴らしいですね!」「さすがです!」って、おだてておけばいいんです。

相手をおだてるゲームだと思って楽しめば、あなたは手のひらの上で、相手を転がす状態になります。

いばっている人が可愛らしく思えてきますよ。

少し考え方を変えるだけで、接し方がラクになります。

偉そうに振る舞われて気分を悪くするようでは、まだまだ心が小さい。

「いばらせてあげる」と考えられるようになれば、あなたの心は一回り大きくなります。

いばっている人より、いばらせてあげる人の方が、心が大きいんです。


かっこいいアピールをするために「大変だ」「忙しい」という言葉が口癖になっている人もいますよね。

「睡眠不足で大変」

「休みがなくて大変」

「仕事が忙しくて大変」

自分が頑張っていることを少しでもアピールするため、わざわざ「自分は大変だ」と騒ぎ立てる。

たしかに、山のように沢山の仕事を懸命に頑張るのはとっても大変です。

でも、それがかっこいいかどうかは疑問です。

「大変だ!」と騒ぐ姿は、見方によっては、うるさく感じる時もあります。

聞いてもいないのに「自分はこれだけ頑張っている」というアピールをされるのは、しつこく感じます。

「誰かにかまってもらいたい」と、だだをこねる子供のようなものですよね。

本当にかっこいいのは「問題ない」と笑っている人です。

大変なのに、弱音を吐かない人。

むしろ、大変な仕事を前向きに楽しんでいる。

これが、本当にかっこいいんです。

大変なときだからこそ、いっぱい笑おう!

笑うことは、ストレス発散にもなるし、ますます仕事がうまくいきますよ(*^_^*)

「大変だ」と騒ぐ人より「問題ない」と笑っている人のほうが、かっこいいんです(^^)

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