教育監査の
コラム


VOL.287 2016/03/24

『優しさ』って何でしょうね?

人に親切に接する様子をイメージしますか?

相手から、思いやりの心が感じられた時、「優しい」と感じる人も多いでしょう。

例えば、困っているときに助けられると「優しい人だ」と思うはずです。

でも、もしかすると、相手は、見返りを求めて、親切に接しているのかもしれない。

何か考えがあって近づいているのかもしれない。

騙そうとして、接しているのかもしれない。



裏がある状態で近づくのは、本当に優しいとは言えないんです。

じゃあ本当の優しさとは何だろう?

本当の優しさとは、金勘定、損得勘定なく、相手のために接することじゃないかな。

見返りがなくてもいい。

お礼を言われなくてもいい。

嫌われてもいい。



相手の幸せを心から願って接することが、本当の優しさだと思います。


たとえ表面上は厳しく見えても、相手の幸せを願う行為なら、それは本当の優しさの1つです。

親が子供のために厳しく叱るのも、優しさの表現。

先生や友人や上司が、あなたに厳しく叱るのも、実は優しさなんです。

相手の幸せを願って接することが、本当の優しさです。

あなたは金勘定、損得勘定なく、誰かのために尽くすことができているでしょうか。

人に優しく。

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