教育監査の
コラム


VOL.277 2016/03/14

私たちの人生って、魚の大群みたいだなぁ、って思いませんか?

大きな群れとして、前に進んでいる。


群れの中だから、時には接触することもありますよね。

ぶつかったり、ぶつけられたり。

傷つけたり、傷つけられたり。

嘘をついたり、嘘をつかれたり。

笑ったり、笑われたり。

からかったり、からかわれたり。

裏切ったり、裏切られたり。


傷つくのが怖いですか?

「傷つくのを避ける」というより、そもそも「傷を避けることが不可能」なんです。

絶対に傷つかないように生きようと思うのなら、群れから離れなければいけない。

でも、群れから離れると、人は生きていけなくなります。

群れの中で生きている限り、必ず傷ができます。

だから、多少の傷は気にしないことです。

いちいち細かい傷を気にしていると、生きていけません。

自分もうっかり誰かを傷つけてしまうことだってあるんだから、自分が傷つけられたときも、深く考えすぎないことです。

もし、傷つけられても、「許す」ことです。

もし、誰かを傷つけてしまったときは、「素直に謝る」ことです。

お互い、多少の傷を受け入れることが、群れの中で生きるルールなんです。




好きな人を愛そうと思うのは、簡単。

愛そうと思わなくても、自然と愛せるものだから。

難しいのは、嫌いな人に出会ったとき、です。

嫌いな人と出会ったときは、憎らしくなるもの。

気分が悪くなり、相手の不幸を願ってしまったり。

でも、どんなに憎んだところで、苦しむのは自分だけです。

断言できます。どんなに憎んでも、良いことは1つもありません。

憎めば憎むほど、かえって自分が苦しくなります。

嫌いな人に直面したときこそ「愛そう」と思うことです。

どんな人にも、いいところが、必ず1つはあります。

ない人なんていません。

1つ見つけるだけでいいんです。

いいところが1つ見つかれば、もう充分です。

その一点だけを見て「素晴らしいな。自分は真似できないな」と思えばいいんです。

自然と相手を受け入れられるようになります。


「嫌い」を、感情に任せ、ありのまま受け入れているうちは、まだまだ子供です。

意識のレベルが低いです。

「どんな人でも愛そう」と決心することです。

嫌いな人を愛せるようになったとき、あなたは本当に成長します。

それが「大人になる」と言うことです。

嫌いな人も愛してしまえば、この世に嫌いな人が1人もいなくなる。

群れで生きている限り、色んな人間がいるんだもん。

あの人も、この人も、どの人のことも大好き!って思い、良い所探しを始めてみよう!

毎日ハッピーです(*^_^*)!!

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