教育監査の
コラム


VOL.276 2016/03/13

「勝つこと」が、証しだと思っているのか、なかなか謝ろうとしない人。

自分の立場を有利にするために、相手をけなしたり批判したり。

褒めるのではなく、けなす。

同意ではなく、批判。

これでは、さらに嫌われる人になってしまう。

こういう悪い習慣があるにもかかわらず、自分で気づいていない人もいます。

たとえ自分が悪いと分かっていても、謝ることは負けることだと思ってしまうのです。

自分が悪いのに、謝れなくなったら終わりです。

そこで成長が止まる。

大人として大人らしく振る舞いたければ、謝れる勇気を持つことです。

自分のプライドや自信は抜きにして、謝るときにきちんと謝れるようになるだけでいいんです。

簡単なことです。

きちんと謝れる人間になればいいんです。


そして、人の話を聞く事も、とても大切なことです。

人の話を聞かない人は、人の考え方より、自分のほうが正しいと思っているから、人の話を聞きません。

自分の考え方に対して頑固になり、他人の話に耳を傾けません。

そのうえ、自分の話ばかりをします。


あなたにも自分に問いかけてみましょう。

人の話は聞かず、自分の話ばかりしていませんか?

もし聞いていれば、素晴らしいです。

その姿勢はよい心がけですから、ぜひ続けてください。

もし相手の話を聞かないで、自分の話ばかりしているというのであれば、要チェックです。

今からでも遅くないから、すぐ直すようにしましょう。

人の話を聞かないのは、他人を排除しているということです。

排除してしまっては、友達も同僚も離れていき、悲しい人生になってしまう。

友人の多い人は、ほとんどが『人の話をきちんと聞く人』です。

いわゆる、聞き上手なのです。

自分の話は最小限に抑えて人の話をしっかり聞いている人は「理解のある人だ」と思われ、人が集まってきます。

謝ること。
人の話を聞くこと。

大切なことですよね。

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