教育監査の
コラム


VOL.272 2016/03/09

人は誰でも「理解されたい」という気持ち、ありますよね?

自分に関心を持ってもらい、愛されたい、尊敬されたい。。。

自分が理解されると誰でも嬉しいし、テンションも上がりますよね。

「理解されたい」っていう、誰にでもあるその欲求。

でもこれ、ポジティブな人とネガティブな人とでは少し気持ちが異なります。

ネガティブオーラの人は、自分が理解されないことに不満を持ちます。

「自分を見てほしい」「かまってもらいたい」という気持ちが、普通の人以上に強い。

そのため、自分が理解されたときは大喜びするけど、理解されない時には、落ち込んだり怒ったりする。

気分の波も激しく、情緒は不安定になりがち。


一般的に人は、他人よりも自分のほうが気になるし、大切に思うものです。

家族や恋人以外の人間関係から、自分を深く理解される機会っていうのは意外と少ないのが現実。

現実では理解されない事のほうが多いから、テンションも低くなりがちなのです。

やたらめったらFBやツイッタ―などを更新し、ネガティブな事を書いたり、「いいね」をどれだけの人が押してくれるかが気になってしょうがない人は、典型的なかまってちゃんだと私は思います。


しかし、ポジティブな人は違います。

ポジティブな人は、自分が理解されなくても気にしない。

もちろん本音では理解されたいと思っているかもしれないけど、強く望んだり強要したりすることはない。

自分が理解されなくても「ま、当然だよね」と思います。

もし自分が理解されたら「ラッキー」とくらいに思う程度。

周りから理解されなくても気にせず、あくまでも自分の人生に集中している。

だから、落ち込むことも少ないし、気持ちの状態も安定している。

自分のペースを大切にして生きていけるんです。


それに、仕事に集中し始める時間も違います。

テンションが低い人、ダラダラと1日を過ごしている人は、昼から集中しようとします。

午後になってから調子を上げよう、と思う。

ところが実際は、午後になってもなかなか思うようにエンジンがかかりません。

それどころか午後には、再び眠くなる。

午前中にエンジンをかけることに失敗したので、眠さの余韻が残り、午後にもだらだらした時間が過ぎる。

ようやくエンジンがかかり、集中できそうになったときには、もう夕方になっている。。。


テンションが高い人、ポジティブで活動的な人は、朝から集中しようとします。

しっかり朝食を食べ、コーヒーを飲み、眠気を吹き飛ばす。

気合を入れて、できるだけ早く集中のスイッチを入れようとします。

十分な睡眠を取っているので、心も体も調子がよく、気合も集中力も発揮しやすい。

おかげで午前から仕事が調子よく進む。

午後になっても引き続き好調が続き、そして絶好調になるのです。

大切なのは、仕事をした時間の長さじゃありません。

「集中をした時間の長さ」なんです。

集中している時間を増やすことが、生産性とテンションを上げるコツなんです。

さぁ!早起きして、太陽の光を浴び、24時間を有意義に使っていこう(*^_^*)!!

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