教育監査の
コラム


VOL.265 2016/03/02

今日は、社会人としてのマナーについて少し。


渋滞や体調不良、その他色んな事情があって、会社へ遅刻してしまうことは、誰にでも経験あると思います。

1分や2分程度遅れるなら、まだ分かります。

しかし、10分以上遅れることが分かっている場合は、当たり前のことですが、遅刻する事を会社へ連絡しましょう。

「たった10分」と思うかもしれませんが、たった10分でも、人を待たせているのですから、連絡は必要です。

遅刻の連絡をする時、心がけておきたいマナーがあります。

「遅れる理由」と「どのくらい遅刻するかという目安」を伝えることです。

たとえば、渋滞のため30分遅刻するなら「渋滞のため、30分ほど遅刻します」と伝えます。

体調が悪く、遅れるなら「体調がすぐれず、2時間ほど遅れます」と伝えます。

嘘をついても仕方ありません。

心苦しく言いにくくても、正直に伝えるのが社会人としての対応です。


1人がたった10分遅刻するくらいでも、仕事には影響が出るもの。自分の信用も失う。

小さなことであっても、しっかり対応を心がけることが大切です。



服装もそう。

学生のころは、自分の好みに合わせて、好き勝手に服を着て、ちょっと派手な髪型、化粧、服装、靴を身につけても「すごい格好しているね」で終わります。


しかし、社会人になってからは、おかしな身なりをしていると、性格が疑われてしまい、ビジネスでは悪い影響がでます。

信用にまで関わり、ビジネスにおける「身だしなみ」は決して無視できないのです。

今までは「自分の好きな恰好をしていればいい」という意識を、社会人になれば変えなければなりません。

学生のころのように、自分の好きな格好をすればいいわけではないのです。

ビジネスの場において、服装は仕事の信用に関わります。

お客様と話をするときにも、きちんとした身なりの人からは信用がうかがえます。

仕事の話もスムーズに進み、営業であれば契約率が上がります。

私服の人の話より、スーツを着た人から聞く話のほうが、話の説得力があるからです。

社内においても身だしなみが整っている人からは、真面目な印象を受けて、評価も高くなります。

人間とは不思議なもので、きちんとした服装をしている人は、きちんと仕事もしてくれるような印象を受けてしまうのです。

身だしなみは社内社外ともに、重要です。

ビジネスマナー。今ここで意識を改めましょう。

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