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教育監査の
コラム
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VOL.262 2016/02/28
あなたが英語が好きだとしましょう。
ここではあなたの成績だと仮定して、ちょっと考えてみてください。
国語が50点。
数学が30点。
英語が95点。
見てのとおり、一番点数の高い科目は英語ですよね。
さすが好きな科目だけあり、高得点。
しかし、国語や数学の成績はピンときません。
「数学や国語は苦手なんだな」ということが、成績からすぐ分かります。
それぞれの科目の成績は、かなりの明暗を分けています。
こういうときに、あなたならどうしていますか?
成績のよい英語はさておき、そんなに得意じゃない数学を一生懸命に勉強しますか?
それとも、得意な英語をもっと勉強しますか?
得意なことだけを勉強すればいいんです。
学校では、一番成績が低いのは数学だということで、数学ばかりを勉強させられます。
確かにそれは、間違ってはいません。
でも、本人の得意な事を最大限に生かした勉強ではありませんよね。
学校では、なんでもかんでも勉強をさせ、どれもこれも点数さえよければそれでいい、という風なことがあります。
でも、「自分が本当にやりたいこと」を見失っている人が大勢いる気がします。
最初の例にも挙げたとおり、得意な科目は、英語です。
誰が見ても明らかです。
英語の成績が十分いいから、他の科目を勉強するのではありません。
英語が得意だから、もっもっと勉強して磨けばいいんです。
苦手なこと、できないことを、無理して勉強する必要はないんです。
むしろそんなことをしてたら、本当に自分のやりたいことや好きなことを見失ってしまう気がします。
英語が得意ということは自分で分かっていても、点数の低い科目に目が向いてしまって、不得意なことを重点的に勉強しようとします。
そんなことをしていると、本当にやりたいことを見失ってしまう。
せっかく自分の成績から、得意なことや好きなことがはっきりと表れているのだから、集中して磨けばいいんです。
社会で武器になるのは、「得意な科目1つ」だけで十分です。
つまり、「その分野の専門家」こそが、社会では求められます。
「全部そこそこしかできません」という人より「これしかできませんが、誰にも負けない自信があります」という人が求められます。
英語が得意であれば、将来は翻訳家、通訳、英語の先生など、そんな道も開けます。
「この分野の専門家である、あなたにお願いしたい」と、たくさんの人から求められるようになります。
好きなことばかりを勉強し、それを自分の武器にすれば、将来は好きなことをしながら食べていくことができるようになるんです。
この先飲食人として歩んでいくのであれば、誰よりも、とことんまでこの道を追求していってください(*^_^*)