教育監査の
コラム


VOL.254 2016/02/20

あなたは競争する相手を選ぶとき、誰を選んでいますか?


友達?同僚?先生?上司?

競争する相手がいた方が、緊張感や意欲があふれてきて、生き生きしますよね。

競争を行うことで、やる気もみなぎり、力を発揮することができたり。

他人と競争するのは、自分の成長にもつながる。

でも、少し注意も必要。

実はこれ、とっても疲れやすい方法だからです。

自分のことより他人のことばかりがいつも気になって、相手との「精神的な消耗戦」になってしまう。

競争とは、他人とするものではないんです。

競争する本当の相手は、ほかの誰でもない、「自分」なんです。

比べるのは「他人」とではなく「過去の自分」と比べるようにしてください。


他人と比べるのでは、戦って勝ったときに終わってしまうけど、自分と比べていれば、終わりのない成長をし続けることができる。

競争とは、他人とするものではなく、「過去の自分とするもの」なんです。

それがなにより、あなたの成長につながるのだから。


考える人は成長します。

考える人が成長します。


大切なことは、「自分が考えること」です。

成長ができるんです。

他人に考えてもらっては、他人が成長するだけ。

「間違うのが怖い。間違うとかっこ悪い」と思うかもしれないけど、そんなことはない。

間違うことのほうが、成長します。

間違うことでも、かっこいいんです。

他人の考えをそのまま使っても、それは自分が考えたことでじゃぁない。

それは他人の考えた答え。

答えが正しいのか、それとも間違っているのかは、まずは置いておこう。

間違ってもいいので、まず自分が考えた答えを出してください。

正解第一より、「成長第一」にしよう。


「どうすればいい? どうすればいいと思う?」という人は、自分で考えようとしていない。

私は逆に「自分はどうしたら、一番いいと思う?」と聞き返すことがあります。

私が考えるのが面倒だからではありません。

自分で考えたことでしか身につかないからです。

成長は自分のためにあります。

成長するのは自分です。

他人に考えてもらっては、自分が成長するチャンスを逃してしまう。

成長するということは、他人に考えてもらうのではなく、間違ってもいいから「自分が考えること」なんです。

本当に戦うべき相手は、他人ではなく、自分なんだと思う。


今日も1日よろしくお願いします(*^_^*)!

【戻る】