教育監査の
コラム


VOL.253 2016/02/19

「人気者」と言えば「成功している人」と思われがちです。

たしかに成功すれば、人より優位になれるし、たくさんの注目を集められる。

でも、成功ばかりを語っていては、それはただの自慢話になります。

注目を集めることができても、逆に人から嫌われます。

人気者は「成功」ではなく「失敗」を話します。

人が注目したり、感動する話は、成功話ではなく、「失敗話」です。

ネガティブな人は成功を求め、ポジティブな人は失敗を求めます。

私たちは「成功したい」と思って、日々の生活に一生懸命になりますよね。

でも本当は、たくさん失敗したい、と思った方がいい。

失敗によって得られる学びは、成功以上に大きいからです。

それに、失敗を人に語ることができる明るいネタができます。

笑いながら失敗を話せば、自分も他人も明るくすることができます。

売れているお笑い芸人ほど、自分の失敗をネタにしていますよね。

そういう内容は、誰も傷つかないし、ためにもなるから聞き入ってしまう。

本当にしなければならないのは、成功ではなく、失敗なんです。

失敗しそうだなと思ったら、今あなたに、素晴らしいチャンスが巡ってきているんです。


大切なことは、失敗をどれだけ早い段階で、どれだけ多く経験できるかにかかっている。

失敗とは、成功への近道。


たとえば「いいかげん」という言葉がありますよね。

人は、「いいかげん」という言葉に対してマイナスなイメージを持っているし、悪いことと思い込んでいる。


でも、いいかげんなことは、実は良いことなんです。

いいかげんなのは、『ちょうどいい、加減』だからです。

これに、気づけるかどうかです。


自分のプライドや思い込み、肩書やお金のせいで、なかなか意識は変えられないもの。


でも、意識を変えてしまえば、生き方が楽になる。

「失敗だ」と思うのではなく、「成功だ」と思い込んでしまうのです。

考えを変えてしまう柔軟さは大切です。

失敗の数を経験すればするほど、できなかったことができるようになります。

今、あなたにできないことがあるとすれば、それをまだ失敗していないからです。

できるために、一度失敗をしてしまおう。

失敗を、それだけ早い段階に、どれだけたくさん経験できるかが大切なんです。

さて!今日も私は大失敗をやらかしながら営業しますよーーー\(゜ロ\) (/ロ゜)/

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