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教育監査の
コラム
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VOL.245 2016/02/11
「曲がったことが嫌い」という人はたくさんいますよね?
でも、考えてみればその「曲がったこと」の基準はなんですか?
自分を基準に「正しい」「正しくない」と判断するのが人間だけど、なかなか社会は「正しい」「正しくない」の基準は統一されていないものですよね。
特に「コミュニケーション」という点で考えた場合は、自分軸で判断している「正しい」という軸は、時に誤解を生むことにも繋がっていく。
「こうでなくちゃいけない」
それは、あなたが歩んで来た人生の価値。
相手は自分の歩んできた価値の中で生きているんです。
組織や社会の中で生きて行くとき、曲がったことが嫌いで衝突を繰り返し、人間関係のトラブルにより孤立する人もたくさんいる。
素晴しい考え方や仕事のスキルを持っているのに活かされない。
それは「真っ向勝負」をするからです。
意見を述べるのはとても良いことです。
でも、相手を責めたり相手のせいにしたり、会社という組織のせいにしたり、社会のせいにしていても何の意味もない。
白黒をはっきりさせたい。
でも、グレーも存在しているんです。
グレーがあるから社会は成り立っていることも忘れてはいけない。
相手に合わすことばっかりする必要性はないけど、伝わらないこともあるんだということを忘れてはいけない。
相手を変えるなんてできない。
なら、自分が変わるしかない。
その方が手っ取り早くて、人として自分も成長できる。
相手の言っている事を、否定から入らないこと。
自分はこう思うのに何で分かってくれないの?
自分はこうだから、だからあなたにも同じように思ってほしい。
自分は、自分は、自分は。。。。。
それはただの「わがまま」です。
「そうだよね」のひとことも大切なんだということを忘れないでいよう。