教育監査の
コラム


VOL.243 2016/02/09

ドンキホーテ。

皆さんも一度は行ったことがあると思います。


ドンキには「POP職人」という仕事があり、凄腕のPOP職人さん達が、店内の手書きPOPを作っているそうです。

単なるPOPと侮ってはいけません。

実はあのPOPには、サービスというサービスが集約された言葉が書かれています。


選ばれるお店のひとつに「選びやすさ」というものがあります。


それは、お客様が「欲しいな」と思う言葉や「いいな」と立ち止まる言葉。

そして「おっ?」と、手に取りたくなる言葉が明確になっているんです。


POPだから、あんまり長々と色んな事は書けない。

だから、「インパクトのある言葉」で、伝えたいことをしっかりと伝えているんです。


これは、お客さんの買い物をサポートする役割のひとつで、サービスの一環です。


ただ単に「売りたいから書く」のでは、売り手側の想いだけが先攻です。

例えば、ドンキやビレッジバンガードのPOPは、売り手側の想いだけではなく、お客様の「何が知りたい?」「何が気になる?」を先手で伝えてくれている。


これも「おもてなし」のひとつなんです。


先日、ビレッジバンガードに行ったのですが、面白いPOPがありました。


おすすめの本が山積みになっていたのですが、そこで見かけたPOPは、思わず手に取ってみたくなる言葉が書かれていました。

「おすすめです!!!なぜならうちの社長がこれはおすすめだ!!いい本だ!と言っているからです!」

思わず「えっ 笑?」となったPOP。でも、ビレッジバンガードという素晴しい店舗の社長さんがおすすめ!と言ってるんだから・・・と手に取る私・・・。

しかも観察していて発見したのは、その本を手に取る人がものすごく多いという事。

思わず手に取ってしまいたくなる楽しいPOPは、買い物を楽しくする、サポートするために欠かせない小さな存在でありながら、大きな役割を持っている存在。


小さなカードのなかには、「想い」が詰まっているんです。

気持ちを込めて書く、作る。

これもお客様のことを考えてこそ、できることなんです(*^_^*)

もうすぐバレンタインですね!
あなたなら、どんな気持ちをお客様に伝えますか?

ちなみに私、チョコレート大好きです!
逆バレンタイン告白で、チョコレート待ってます?

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