教育監査の
コラム


VOL.239 2016/02/05

人間誰でも「自分と違う考え方」の人には、少なくとも違和感を持つものですよね。

でも、つい勘違いしてしまいがちなのは、自分と違う意見や考え方をする人のことを「間違っている」と思い込むこと。

「意見や考え」ではなく、対象が「ひと」になってしまい、その人を意味無く嫌ってしまったり、相手が間違っていると思い込んでしまったり。


「自分の考えと同じひと」
「自分の考えと違うひと」

こんな風な区別の仕方をすると「ひと」に視点がいってしまって、相手を否定してしまうことがあるんです。


「自分の考えと同じ考え方」
「自分の考えと違う考え方」


こんなふうに考えると「考え方」の違いに視点がいき、対象が「ひと」にはならないんです。


自分と違う意見や考え方のひとはたくさんいます。

でも、その存在があってこそ、社会も組織も成り立っている。

それを、「考え方が違うから、あのひとは間違っている!」と決めつけてしまうのは勿体ないと思いませんか?


なんだこの人の考え方。おかしいんじゃないか?

そう感じたときは、「考え方が違う」ということだけに視点を置いてみると「ひと」に意識はいきません。


つまり「嫌う」とか「苦手なタイプ」とかの分類分けをしなくていいので、自分自身も気持ちよくコミュニケーションが取れるということに繋がるんです。


自分の考えと違っておおいに結構!!

別の意見が聞けてよかった。
そんな考え方もあるんだな。


これくらいの気持ちで人と接していきたいですよね。

余談ですが、いつも思うんです。

カップルもそう、友達もそうですが、「あの人とは考え方(価値観)が違うから別れる!」とかいうひとをよくみかけますが、誰1人として同じ脳みそじゃないんです。

考え方が違うからこそ面白いのに、っていつも思います。

全く同じ考え方や価値観の人と一緒にいたって、つまんなくないですか?

違って当たり前。あとは、いかに「すりあわせ」をして「歩み寄って」いくか。

私はそう思います。

さて!!今日も1日笑顔でいきましょう(*^_^*)!

【戻る】