教育監査の
コラム


VOL.238 2016/02/04

「おもてなしの心をもつにはどうすればいいですか」
って質問をされることがあります。

みんな、どうやってサービスを向上するかを考えて色んな取り組みをしていますよね。

誰かが自分のために、思いやりあるおもてなしをしてくれること。

些細なことかもしれないけど、お店を出て、お見送りしてくれる店は最近たくさんありますよね。

でも、少し経って振り返ると、まだずっと見送り、振り向いた自分に手を振ってくれる店はなかなかありません。

「大切にされている」と感じるのが顧客の心理であり、顧客満足度に繋がります。


イライラしたり、不平不満が多くあり、仏頂面で心が歪んでいては、どれだけ素晴らしいサービスも半減してしまいます。

俺が、私がやってあげている。

そんな気持ちで接していては、いくら素晴らしいサービスをしても、お客様の心に響くことはありません。


小さな行動のひとつひとつの積み重ねが「おもてなしの心」を育くんでいくんです。

「ありがとう」や「お疲れ様」という言葉。

「頑張ろう」や「いつも頑張ってくれているね」という言葉。

そんな言葉が店舗で飛び交う環境は
、人の心を豊かにし、大切にされている体感が、相手を、周りを大切にする心を育んでいくんです。

おもてなしの心を育むにはどうすればいいですか?

答えは

「あなたがまず、お客様へ、同僚へ、おもてなしの心で接して周りを大切にする」ことです。

褒める、労う、叱る、声をかける。

愛情ある心で共に働く人に接すること。

そして率先して自ら「おもてなしの心」を実践すること。

これがスタートラインです。

おもてなしの心は学んだからといって習得できることではなく、実践する環境の中で体感し見て感じて触れて学んでいくものです。

それが出来てこそお客様へのサービス向上が実現するんです(*^_^*)

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