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教育監査の
コラム
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VOL.235 2016/02/01
何かしら予定を組んでいたり、同僚から頼まれていた事に対して、「できる!」「これでオッケーっしょ!」と思ったのに、結果として「できなかった」ことってありますよね?
仕事で自分のスケジュールを管理しているにも関わらず、期日になり「できていない」という人がいます。
それが新人ならまだ仕方ないのですが、経営者・管理職の人であっても、「やっておきます!」「わかりました!」と自信満々に発言されたにも関わらず「できていないです」「忘れていました」という言葉を聞くとガッカリすることもあります。
あなたなら約束をしたことを守れない取引先や上司や同僚と仕事をしたいと思うでしょうか?
ほとんどの人が「NO」だと思うんです。
でも実際には、「できる」と思ったことが「できない」という結果になる人は多いものなんです。
「できる」と思った気持ちと「できない」結果になった行動の差は、一体どこから生まれてくるんだろう?
初めから「できない」と思っていたわけではなく「できる」と思っていたのにできなかった。そこには、そこに辿り着くまでの「経緯」に問題が存在している。
できない要因はなにか?
1、時間がなかった
2、思ったように進まず手間取った
3、やり方が分からなかった
この3つが多くの原因になっています。
その人たちに共通することは
1、出来ない要因を外的要因にすり替えている
2、時間の管理が甘い
3、仕事全体が自分軸
という共通点があります。
つまりどういう事かと言うと、「段取りの組み方を知らない」ということ。
それだけじゃなく、自分に甘い。言い訳を常に考える。
これでは信用はしてもらえないんです。
でも、最初は「できる」と思っていたんだろうから、悪気はない、というのが本音だと思う。
じゃぁなぜ、できると思ったことが実際にはできないのか?
それは単純に「自分の仕事のスキルを把握していない」から。
自分ではできると思い込んでいたり、短時間でできると思っていたことが、実際には「できない」から、このような結果に結びついてしまって、自分のせいではなく「忙しくて時間がなかった!」って言い訳を作る事で、自分自身を甘やかしてきている結果なんだ。
仕事は「信用あってこそ」です。
できると言ったこと、期日は「守って普通」です。
その普通ができないことは、大きな問題なんだということに、ずっと蓋をしてきてしまっているんです。
新人の場合は、自分がしている業務のひとつひとつに、一体どれくらいの時間を要するかスケジュールを立ててください。
そして実際にかかった時間との差異を分析していくと、自分のスキルが明確になるし、改善していける人が大半です。
経営者や管理職の場合は「思考」から根本的に改善する必要性があると思う。
今まで、今のそのやり方で慣れてしまっているから、「できない理由を作る天才」になってしまっている時があるんじゃないだろうか。
「忙しい」は理由にならない。
「時間がない」なら作ればいい。
忙しくない人なんていないもん。
忙しくて。。。なんて言う人は、自分の管理能力の低さを暴露しているようなもんです。
「できる」は「できる自分を知っている」ことが大前提。
そこをしっかりと理解し、改善しようとする人は、確実に「できる」人材に変わっていきます(*^_^*)
今日から2月です!!!
各店、やるべきことをしっかりやっていきましょう!!