教育監査の
コラム


VOL.232 2016/01/29

自分のスケジュールと全体のスケジュール。

このバランスが取れないと回りに迷惑をかけてしまう。

自分のスケジュールを軸にするのではなく、全体スケジュールから自分の計画を立てる。

自分のスケジュールを軸にすると、自分本位なスケジュール管理になって、本来本当に「やるべきこと」が後回しになってしまう。

まぁ、いいか!と思うかもしれないけど、自分の仕事の先には、その仕事の「バトンを受け取らなければならない人」の存在があることを忘れてはいけない。

仕事ができる人とは、「全体の流れを把握し、いま自分がすべきことをし、役割としてやるべきことをやれる人」のこと。

うっかりしていた。忘れていた。見落としていた。

誰でもミスはありますが、それが習慣になっていると周りからの信頼も失いかねない。

自分軸の時間管理で動いていると、未然に防げる問題も大きくなっていって、手がつけられなくなることもある。

「周りがいて、自分がいる」「やるべきを、や。」ことで調和がとれていくんです。


好きな言葉の1つに「コンテニュー」という単語があります。継続する、続く、っていう意味。

この言葉の大切さを、日々日々感じています。

新しいことを始めると、人は無意識に体内で拒絶を勝手に起こし三日坊主になることが多い。

今までのままでもやってこれたじゃないか!と脳が安定を求めるんです。変化が怖いから。

でも、自分の能力を高める努力をしないでいれば、結果として自分の求める位置や、望む景色を見る事は出来ない。

自分自身が描いた景色。そこに立って、その景色を見て空気を吸いたくなるからこそ、人は目標を持つんだと思う。

時間が無いから、忙しいから、今週は無理だったから。

出来る限りの言い訳をつけてみても、その結果は自分に返ってくるだけ。

「諦めない」ということは、「継続する力」のこと。

自分に課した「やるべきこと」をやり抜く力しかない。


その自分の能力を高める努力に、人はついてくるんだと思うんです。

時間も無いしほんとに限界やぁぁぁ!と私自身が感じる時、いつもこう考えてみます。

「いやいや、もっと限界でも諦めずに続けている人がいるはず」

続けることは簡単なことではないと知ってから、続ける楽しさを知りました。諦めない気持ちは人に伝わり、人がパワーをくれる事も知りました。

本気で頑張る人には本気で応えてくれる人脈が出来ます。

ある人が、こんな話をされていました。

「リーダーは自分の能力を高めることをする、これが出来ないリーダーは去るだけ」

厳しい言葉ですが私も同じように感じます。リーダーを目指す方も現在リーダーで存在する方も、諦めずに続けること。

そして時間を有効に使うこと。

私自身も上手な時間の使い方をされている人を常に参考にして、時間の有効性を学んでいるつもりです。

やろうと決めた目標や夢。

そこに立つために、諦めないこと。続けること。

続ける楽しさの裏側には自分自身への厳しさがないと継続は出来ない。

でもそれを続けた人だけが見ることの出来る、立つことの出来る世界がある。

そこに、みんなで立ちたいですよね(*^_^*)

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