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教育監査の
コラム
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VOL.231 2016/01/28
よく、「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を!」と言われますよね。
基本的に、ホウレンソウはできている、という人がほとんどですが、たまに「んーー。。それは違う」と言えるホウレンソウの仕方をしている人がいます。
間違ったホウレンソウで一番多いのは。。。
1「途中経過を報告しない」
これは、短い期間でで終わる仕事の場合はいいのですが、日数がかかるものなどは「経過報告」をすることもホウレンソウだと忘れているケースです。
例えば上司に指示を受けた仕事があったとします。
報告、連絡、相談という部分で言えば、相談はした。連絡もしている。
でも、「経過報告」がまったくない。
これではどこまでできているのか確認できないんです。
もし、間違った手順で進めていたら、中間報告の段階で気づけるし、自分にとってもリスクを回避できることもあるんです。
終わりました!と最後の報告をする人は多いのですが、意外にも間違っているとなっていることも多いんです。
最終期日、ギリギリになってそれが判明して、やり直しに手間取る経験は誰にでも一度や二度あるはずです。
途中経過も報告の中に入ることを忘れずに。
そしてもう1つ、よくあるのが
2「何度も確認する」
これは、自信がないのか、覚えていないのか、はたまた責任を回避をしたいのか。。
以前に会議で決まったことや、一度確認をした内容を、何度も何度も確認する人がいます。
これでは「学生」と同じですよね。学生の内は何度確認してくれてもいいんです。
で、「それ、前に決まったことだよね?」と上司が言うと、「そうなのですが、再度確認のために。。」とか「後から言われるのが嫌なので」とか「正確には言われていなかったので今一度確認を。。」など、よくわからない返事が返って来る時があります。
つまり。
確信を突かれた時、自分が困らないようにしたいのです。
「これは〇〇さんに確認しました」とか「〇〇さんも言っていましたが」という風に、常に自分以外の第三者を表に出す癖がある人に、この傾向が見られます。
もちろん、自分の身を守りたい気持ちはわかりますが、仕事は「責任」があるからやり甲斐があるのです。
責任回避ばかりをして裏を取る。
これでは仕事の中で、自分が判断し、決めれることが何もなくなってきますよね。
ホウレンソウの仕方ひとつ。
「相手があってこそ成り立つ仕事」ですから、お互いが相手の立場になって考えてみると、ホウレンソウもしっかりとポイントを押さえてできるようになると思いますよ(*^_^*)