教育監査の
コラム


VOL.225 2016/01/22

宴会シーズンも落ち着いてきましたが、もう1月も半ばすぎ。これからは『春の宴会』について、すでに準備を進めていかなければなりません。

少しでもより良い宴会を売るための接客サービスについて、私なりに考えてみました。


1)『宴会時の接客サービスこそ他店との差別化に貢献する』

人数の多い宴会になればなるほど、スタッフの目が行き届かず、それだけ、通常以下の気配り、目配りになりやすいです。だからこそ「普段より少し上」の付加価値サービスがよりお客様の印象に残りやすい。

例)こまめな取り皿の交換、灰皿の交換、おしぼりの交換など。(席にコンセントがない場合、携帯の充電も声がけしたことあります。良いか悪いかは別としてですが)

2)『飲み会=飲ませるサービスに徹底する』

飲み放題プランの最大の特徴を活かすことで、お客様にお得感を感じてもらうこと。

人数が多いと、幹事さんの気付きも弱くなり、飲んでいるうちに、他人のグラスが空になっても気づけない場合が多いです。接客サービスの優先順位1番に、お替りのお伺いと即提供を実践することで「空になる前にすぐに持ってきてくれる、よく気づく従業員」という印象を与える。

結果、幹事も安心して飲むことができるので満足度も向上する。

逆に、飲み物の提供が遅いと、次からは選ばれない店になるので要注意。

3)『飲ませるサービス=皆上機嫌で売上も向上』

良く食べ、良く飲んで頂くことで、満腹度とともに参加者の満足度も比例して向上する。

飲めない人には、お茶でも水でもよいからすかさず提供する。

皆上機嫌でお帰り頂くためには必須条件です。上機嫌なお客には、時間延長の提案や別料金の追加注文も取りやすいです。(あの席のお客、最初からお水言うてきたで。最悪やな!。。なんて言うスタッフいないでしょうね?)


4)『温めなおし、盛り直しで好感度UP』

宴会料理は食べるスピードも遅かったり、中途半端に残ったりするもの。だからこそ、タイミングを見て、温めなおしや盛り直しをすることで、気の利いた印象を与える。また、お腹いっぱいなのに、食べるきっかけにもなるので一石二鳥。

結果として、支払価格以上の満足度をお客様に提供することが次につながるのです。

(※大きなお皿に乗った食べ物が、3分の1くらいまでになったら、小さなお皿に盛り直ししてあげると、テーブルも広くなるので喜ばれたりもします)

料理の内容を変えずとも、飲み放題杯数増や上記のサービスを行うことでお客様の満足度は向上します。

よけれざぜひぜひお試し下さい(*^^*)

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