教育監査の
コラム


VOL.222 2016/01/19

「言葉のオウム返し」という言葉を知っていますか?

相手が口にした言葉を、こっちも同じように繰り返すと、気持ちの良い人間関係が生まれます。

「ありがとう」といわれたら、自分も「こちらこそありがとう」といいます。

「ご迷惑をおかけしました」といわれたら「いえいえ、こちらこそ、ご迷惑をおかけしました」といいます。

「ここが分からないので教えてください」と頼まれて教えた後には「私も困ったときには教えてね」と同じ言葉を返します。

相手の言葉を繰り返すと「私もあなたと同じ気持ちですよ」という共感をアピールすることにつながります。

人間関係において、共感は大切です。

「ありがとう」とお礼をいったとき「こちらこそ、ありがとう」といわれると、嬉しくなりますよね。

お互いに同じ気持ちであることが共有できると一体感が生まれるから、人間関係がよくなります。

空気を読む人になるためには、相手の気持ちを読むことです。

相手の気持ちを読むためには、相手と同じ言葉を繰り返すことです。

心まで読めとはいいません。

せめて相手の言葉を繰り返して、共感性を生み出してみよう。

相手と同じ言葉を繰り返すこと。それが「言葉のオウム返し」です。

言葉のオウム返しは、今すぐ実行できる習慣です。

ちょっと意識するだけで、すぐできるようになるから簡単です。

もちろんオウム返しは、感謝の言葉に対してだけ返すように気をつけてくださいね。

悪口に、悪口で言い返すと、もっと仲が悪くなります。

悪口以外の言葉であれば、オウム返しを使って、どんどんお互いの心の距離を近づけてください。

私からも一言、伝えたいことがあります。

「今、この文章を読んでくれて、どうもありがとう!」


今日も一日よろしくお願いします(*^_^*)!

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