教育監査の
コラム


VOL.219 2016/01/16

先生から難しい宿題を出されたとき。

上司から不可能と思えるような仕事をお願いされたとき。

友人から無理な注文をされたとき。

自分ができることならいいけど、できないようなことをお願いされる経験は誰にでもありますよね。

難しい注文を受けたとき、あなたがどう答えるかによって、チャンスのつかみ具合が変わってしまうんです。

不可能と思うから、思ったままに「絶対無理です」「不可能です」「できません」と答える人はチャンスを逃してしまう人です。

できないことを無理やり引き受けろ!と言っているのではありません。

返事の仕方が悪いと言っているのです。

「絶対無理です」「不可能です」「できません」は、どれも強い否定です。

100パーセントの完全否定です。

相手に対する印象は悪くなるし、「そんなに強く言わなくても……」と思います。

「もうあの人にお願いするのはやめよう」

あなたへの印象が悪くなり、何に関してもお願いしづらくなるでしょうね。

そうすると、あなたへ回ってくる、チャンスそのものが少なくなるんです。

1つのチャンスを強く断ってしまったばかりに、ほかのチャンスまで一緒に断ってしまっているんです。

断るときに「できません」は言ってはいけない一言なのです。

じゃあ、不可能と思える注文をされたとき、あなたはどう言って断ればいいんだろう?

「難しいです」と言えばいいのです。

『難しい』という言葉は、強い否定でなければ、完全否定でもないですよね。

今の自分には、ちょっとだけ難しい問題です、ということです。

相手は「ちょっと難しいことをお願いしすぎたかな」と思ってくれます。

難しいという言葉には、柔らかい否定が含まれており、優しく断ることになります。

うまく断ることができ、あなたの印象も極端に下がることはありません。

英語では「NO」という一言でも、日本語ではさまざまなバリエーションがありますよね。

どのような断り方をするかによって、あなたの印象が変わり、次にまた仕事が回ってくるかどうかというチャンスも変わるんです。

できない、と思う前に、まずはチャレンジしてみませんか(*^^*)?

今日も私は絶好調に楽しいです!たくさん笑える1日でありますように!!

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