教育監査の
コラム


VOL.206 2016/01/03

サーカスにいる象は、小さな杭と鎖に繋がれていますよね。

でも、象みたいに大きな体なら、簡単に抜けて脱走ができそうなものなのに、なぜ象は杭を抜こうとしないのか?

餌がもらえるから?
抜かないように調教されているから?

多分象は、小象の頃に、何度も抜こうとしたんだと思います。でも、子供の象では力もなく、杭は抜けないし、鎖を切る事もできない。何度やってみてもダメだった。だから象は、大人になっても『この杭は抜けない』と『鎖は切れない』と思い込んでいるのではないでしょうか。

無理だと、絶対に無理だと、そう思い込んでいるだけで、本当は体が大きく力もついているのに、何度チャレンジしてもダメだったから、心がもう折れているから、逃げられないと思い込んでしまっている。


「どうせやっても失敗をする」と、チャレンジすること無駄だと思いこんでいる。


やってみないとわからないのにチャレンジしない。
失敗が怖いから、無理だと思い込んでいるから。

もうその杭は抜けるのに、その鎖は切れるのに、諦めてしまっている。無理だと思い込んでいるから。


いつまでも鎖に繋がれていると思ってはいけない。

挑戦してみればいいし、失敗から学ぶ事と、失敗したからこそ出会える人も沢山いる。

退屈な日々を過ごすくらいなら、常識の範囲以内でチャレンジすればいいし、どこかの誰かができている事は、自分にもできるかもしれない。



特に若ければチャンスが多いし、その分失敗も多いけど、学べる事が沢山あるんです。

自分の好きな事にチャレンジして、そこで出会う人達を大切にしていこう。

まずは自分の好きな事にチャレンジしてみてください。


怒られたら直せばいいし、
失敗から沢山学べばいいだけなんです。


色んな事にチャレンジする1年にしましょう(*^_^*)!

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