教育監査の
コラム


VOL.198 2015/12/26

『飲食店は、ヒマな店ほど店が汚い』

これ、飲食店あるあるです。

店が汚いということは、顧客の不満足につながり、顧客の流出につながります。

さらに、整理・整頓もできていないので食材の先入れ・先出しが徹底されないことによる品質低下による流出。

必要な器具やモノがすぐにみつからないことによるオペレーションの遅延による流出。

結局はさらなる流出が生まれる。

ゆえに、ヒマに陥るということです。


つまり、そこからの脱出方法はただ1つ。

『徹底的に店を綺麗にすること』です。


環境犯罪学に『割れ窓理論』というのがあります。

どういうことかと言うと。。

米国の犯罪学者が唱えた「ほんの一つの割れた窓でも放置してはいけない」という理論です。

なぜなら、一つの窓を放置すると、その近くの窓が割られる。割られる窓が増えるとビル全体が荒廃していく、それは街全体に悪影響を及ぼし、犯罪が増える、ということです。



ディズニーランドが清潔に保たれているのは、割れ窓理論 を実践しているからだと言われてます。

ゴミを放っておくと、

⇒近くにまた新たなゴミを落とす人が現れる。

⇒ゴミが増えるとますますゴミは捨てやすくなる。

こうなることを避けるために、ディズニーランドでは徹底的にゴミを取り締まる姿勢ができています。

つまりお店も同じです。ちょっとの汚れが、大きな汚れに繋がるのです。




「整理、整頓、清掃、清潔」

まずは整理。

例えば伝票、レシート、過去の販促物の残り、送信後のfax用紙...

整理をしますと必要なものだけが残ります。


そこで整頓 をします。


整頓とは、『必要なものをだけを置き場を決めて表示すること』です。

置き場所を決めても守られない、また、自分でも決めたことを忘れてしまうことは多々あります。

そこで『表示』も必要なのです。

表示までしないと整頓とは言えません。


次に清掃 です。

清掃とは、「身の回りのものや職場の中をきれいに掃除すること」です。


「清潔」の意味は多くありますが、

飲食店は一見きれいでも細菌やバイ菌などがいたのでは許されません。


さぁ!今年もあと僅か!
日々整理整頓清掃を(*^_^*)!!!

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