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教育監査の
コラム
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VOL.194 2015/12/22
とある居酒屋でこんなことがありました。
私の席の隣に座っているご家族がいました。
お父さん、お母さん、その娘さん。
店員さんが料理を運んできた時に、娘さんに話しかけていました。
「こんにちは〜。可愛いね。何歳なの?」
娘「6さい」
店員さん
「じゃあ、もうすぐ小学生かな?」
娘「うん」
店員さん
「お名前はなんていうの?」
娘「すずきまいこ」
店員さん
「まいこちゃんっていうの?」
娘「うん」
そんな、一見どこでもよくありそうな会話をしていました。
そして、ほんの数分経った後、さっきとは違う店員さんが、そのご家族の席に卵料理を運んできました。
そしたら、
「まいこちゃんは卵が好きなの?」と、娘さんのの名前を呼んで話をしていたのです。
それだけではありません。
また違う店員さんが、ご家族の席の横を通る時、
「まいこちゃんのオレンジジュース、今持ってくるね!たくさん食べてくれてるからうれしいな」
その後、娘さんがトイレにいこうと向かう途中に、また別の店員さんとすれ違った時、
「まいこちゃんとトイレかな?案内するね」と。
こんな感じで、計6〜7回、娘さんは、お店のいろんな方から「まいこちゃん」と名前を呼んでもらっていました。
娘さんは、名前を呼ばれていることで、ルンルンで過ごしていました。
そして、そのご家族は、『また来月ここに来ようね』と話をしてしました。
言い方が悪いですが、お店の皆さんは、「ただ名前を呼んでくれた」だけ。
それだけで、こんなにもご家族が温かな気持ちになれるんだということを教えてもらいました。
人の名前を覚えるのが苦手な方もいると思います。
顔は覚えていても、名前までは。。という事も私も多いです。
でも、『私は名前を覚えるの苦手なの』で済ませるのではなく、覚える努力を今まで以上にしていこうと思いました。
もし、あなたも、接客中にお客様の名前を知る機会がある際には、お名前で呼んで差し上げるようにしてみるのも良いのではないでしょうか。
かなりの常連さんであれば、そんなことも嬉しいかもしれませんね。
特に、小さな子供さんの名前を呼んであげたり、空いた時間に遊んであげると、お父さん、お母さんはとっても喜んでくれますよね。
ポイントは、1回だけではなく複数回。
きっとお客様を名前で呼ぶ回数分、気持ちの距離って縮まっていくんじゃないかな、と思います。
プライベートでもそうですよね。
人って、自分の名前を呼ばれることって、とってもとっても嬉しいですもん(*^_^*)
(お客様のお名前を呼ぶ際は、色々気を付けなければならないこともありますので要注意!)