教育監査の
コラム


VOL.190 2015/12/18

再来店、すなわち「リピーター」が少ないと感じるお店があるのだとすれば、それは、そもそも再来店につながるアクションを接客の中に盛り込んでいないことも原因の1つかもしれません。



なので、今一度、自身の接客を振り返ってみて、再来店につながるための要素を盛り込んでいきましょう。



とはいえ、再来店につなげるためって、一体何をすればいいの?

という人もいますよね。

今日は少し、「簡単に取り組める再来店率を高めるための一言」について書いてみようと思います。



その一言のタイミングは、


「会計時、もしくは見送りの時」



この時、「具体的な次回の来店」を意識してもらうのです。



例えば。。


化粧品屋さんの例をあげると、


「使って1ヶ月くらいで、頬に触れた際にハリの違いを感じられるはずです。もし、効果が感じなければ、使い方を少し変えた方がいいかもしれないので、1ヶ月後を目安に一度感想をお聞かせいただけるとうれしいです」



と、よく言われます。



洋服であれば、


「来月の10月初旬に冬物のコートが揃う予定です。10月○日〜△日あたりが、一番サイズも種類も揃っているかと思うので、そのあたりにぜひ、見にいらしてください」


と言われます。



ポイントは、「次回の具体的な時期」をお伝えすること。



具体的に時期を盛り込むことで、お客様の中で、次に来店する目安が明確になります。



そうすることで、お客様がその時期に来店してくださる確率が一気に高くなるのです。



例えば、あなたがパン屋さんに行って、「また、ご都合のいい時にいらしてくださいね」と言われるのと、



「明日の11時に焼き立てパンが揃いますので、また明日もいらしていただけるとうれしいです」と言われるのでは、きっと後者の方が、パンが焼きあがる時間が「明確に知れた」ので、焼きあがる時間に買いに行こう、という気持ちは高まるのではないでしょうか?



あなたの店に来店されたお客様は、一体、次はいつ、あなたのお店に行けばいいですか?



まずはここを考えて、その時期を会計時や、見送りのタイミングでお伝えしてみてください。

いついつに、こんなイベントをやります。



いついつはこんな食材が入ります。



きっとそれだけでも再来店率は上がるはずですよ(*^_^*)

価格ではなく、価値で選ばれるお店にしていきましょう。



昨日はみぞれが降ったりしましたね??



各人、道中はくれぐれも注意してくださいね!

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