■■■■■
教育監査の
コラム
■■■■■
VOL.187 2015/12/15
会話中。
こっちが話している時に話を遮って、自分の意見を言い出してしまう人がいます。
気持ちはわかります。話し相手に良かれと思って先読みをしてしまうんでしょう。
「そういうことか」
「つまりこういう事を言いたいんだよね?」
ある程度話の内容がわかってきた時に、口を挟みたくなる気持ちはわかります。よーーく分かります。
しかし話を遮られた方は、あまり気持ち良い気はしません。
相手が言葉に詰まっている状態や、うまい表現が見つからずに考えている状態であれば別ですが、相手がまだ話そうとしているのであれば、ゆとりを持って、相手の話を最後まで聞いてあげるのが良いですよね。
相手はもっと別のことを言いたいのかも知れません。
これは頭の回転が早い人ほどよく見られる傾向です。
相手の話を最後まで聞く姿勢というのを、常に心がけるだけでも、聞き手として好印象を与える事は間違いないです。
人の話をよく聞く、というと『面倒』もしくは、『大変だ』と感じる人もいるかもしれません。誰しも、人の話を聞くよりも自分の事を話したいという欲求があるからです。
そんな人はまず、人の話を聞くことは、何よりも勉強になるという認識をもつと良いと思います。
自分の知らない知識があるかもしれないし、自分の知らない考え方があるかもしれない。
人の話を聞くという事は「自分が更に成長をする為の貴重な時間」と思えば人の話を聞く事自体がとても楽しくなってきます。
自分に自信があって頭も良い人は、人の意見にあまり耳を貸さない人もいたりします。しかし、それでは成長はどこかでストップします。
そんな人ほど「人の話を聞く」という、常に学ぶ姿勢があったら素敵ですよね。
「自分の成長できる時間」として、興味をもって相手の話を聞いていれば、知識も増え、周りからも好かれ、頼りにされますよね。
表現が下手くそな人だっています。その相手が話している最中に、すでに結末が見えて先回りし、『こうゆうことだよね?』と言いたい気持ちをグッと抑え、最後まで話を聞く余裕のある人は、頼りにされること間違いなし!
今日もよろしくお願いします(*^_^*)??