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教育監査の
コラム
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VOL.184 2015/12/12
「平凡な人」って、どんな人だろう?
少なくとも、毎日何の感動をするわけでもなく、はたまた何の苦労もするわけでもなく、ただダラダラ過ごしている人のことではありません。
まず、「自分のことに真剣になれる人」です。
仕事でも勉強でも家事でも何でもいいのですが、何かに懸命に取り組んでいる人です。
もちろん、その結果が、
「夫や子どもに感謝してもらい、家庭が円満にいっている」
「上司に認められて給料が上がった」
「試験に受かって資格を取得した」
。。。と全てうまくいけばいいのですが、なかなかそうはいかないのが現実。
「子どもや夫は感動するどころか、「私の話をまともに聞いてくれない」「こんなに頑張っているのに、給料もあがらないし、リストラの不安に悩まされている」
「何回受験しても受からずに、後から入った人に追い抜かれている」
恐らく、こんなグチを言いたくなっちゃう人のほうが多いのではないでしょうか??
人生は、なかなか思いどおりには進んでくれませんよね。
でも、だからこそ、と、私は思うんです。
だからこそ、コツコツと一生懸命にがんばっている人は尊い、と。
「あの人はあんなに苦労して努力しているのに、なかなか結果が出ない。それでもまだ頑張り続けている」
周りにいる人も同じ平凡人だから、その難しさとすごさがわかります。
「あの人があんなに頑張ってるんだから、私ももう少しがんばってみよう!」
「私なんか、まだまだ努力が足りないな」と。
そして、どんな人でも、がんばり続ければ、継続していれば、必ずそれなりの結果は現れてきます。
「ああ、やっぱり頑張ってきてよかった」「苦しいときもあったけど、報われた」となるんです。
粘り強い人は、人を勇気づけるのです。
自らを幸せにすることもできるし、周りの人をも幸せにすることができる、すごい人です。
平凡人というのは、少しずつゆっくり進んでゆく人です。
そして、歩いていく過程でも、「今の幸せ感」を充分に味わっている人のことなんです。
「できない」んじゃない。
「やらない」だけなんです。
ゆっくりでもいいから、歩みを止めずに行きましょう!(*^^*)