教育監査の
コラム


VOL.181 2015/12/09

身近に頼れる人がいれば、何かと心強いものですよね


例えば職場でだれかが失敗したとします。

お客様を怒らせてしまった。。ドリンクをお客様にブチまけてしまった。。


何でもいいのですが、「ああ。。大変。。どうしよう」とパニックになってしまいます。

そんなとき、そばに冷静に対応してくれる人がいれば安心できますよね。


「その人は何といって怒っているの?そうか、じゃあ、その人は最終的にはどうしてほしいのだと思う?う〜ん、だったらこういうふうに謝ってみればどうかな?それでもダメなら、こういうふうにしようか!」

と、すばやく状況分析をし、いくつかの中から選べるように提案してくれるのです

この人も、あれこれ聞かれているうちに、「そうか、そうだな」と納得し、パニックによって曇っていた視界がすこしづつ開けてきます。

何とかなりそうだ。。
という気持ちになれるのです。

あるいは、

「よし。じゃあまずは、怪我がないか確認して、すぐに新しいタオルを持っていって。衣服にもこぼれたかな?確認してね。そのあとテーブルを綺麗にしてきて。次に、堀の中はかなり濡れてる?なら、他の席が空いているならそっちに移動しようか。」

など、仕事の優先順位を決めてくれれば、テキパキと進めることができます。

「どうしよう、困ったな」で、時間を無駄にすることはありません。

確かに、普段は落ち着いて物事を考えることができる人でも、トラブルに直面すると、どうしたらいいのかわからなくなることはあります。

そんなときには、「客観的な目」が必要です。


「自分がどうなっているか」ではなく、「現状がどうなっているか」を見てくれる目です。


それが、いざというときに頼りになる人で、最高最強の助っ人です。

トラブルにさらされたときには、聞き手に回ってくれる人も勿論ありがたいです。

そして、感情やひとり合点を抑えて冷静にものごとを見ることができる
ことも、信頼される条件のひとつではないでしょうか?


トラブルが出てきたとき、『何で?』『誰がやったの?』なんてプリプリしている人には信頼もありません。

そんなこと言ってる前に、即状況把握をし、『大丈夫だ!任せろ!』と言ってくれる人に、人は信頼を感じるものですものね(*^_^*)

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