教育監査の
コラム


VOL.180 2015/12/08

口癖。

自分の口癖って自分ではなかなか気づかないものです。

みなさんはこんな会話をしたことはないですか?


Aさん
「この雑誌に載っている居酒屋さん、すごく美味しそうやね〜」

Bさん
「今度の日曜日寄ってみない?」

Aさん
「でも、混んでるんやない?なんか高そうだし・・・」

Bさん
「そう?じゃあ、夕ご飯どこで食べるか選んでよ。だいたい、いつも私が決めてばかりだし」

Aさん
「だって、そういう情報はB子のほうが知っているし、あたしはそのあたりの場所にあんまり詳しくないんだよね」

Bさん
「いつもそうやって、私にまかせる...私だって、別に情報もっているわけでもないし詳しいわけでもないけど、友だちに聞いたりして、いろいろと調べてるよ。A子は面倒くさがってやらないだけ」

Aさん
「どうせ、私はあなたほど、行動的でもないし友だちもたくさんおらへんし...」


次の休みに何をしようか話合っていたAさんとBさん。

楽しいはずの遊び計画が、いつの間にか、気まずい空気になってゆく・・・


それも無理はありません。


どうやって楽しもうか・・・と、Aさんがいろいろな提案をしているのに、Bさんはかたっぱしから「でも」「だって」「どうせ」・・・と難癖をつけてゆくからです。

そして、いずれもその後に続くのは、否定的な内容です。


相手の意見を否定する、自分を否定する、疑う、言い訳する・・・

そのような言葉ばかりでは、相手も面白いはずがありません。


Bさんほどではないにせよ、知らず知らずのうちに、

「でも」「だって」「どうせ」の「3D」が口癖になっている人はいないでしょうか?

「自分は3Dを使うことが多いかもしれない・・・」

そんな人は他人の意見に、「でも」と出そうになるところをグッと飲み込み、

「そうやね。それもいいかもしれないね。ただ、私が思うには・・・」

と始めることを習慣づけてみましょう。


要は最初は「そうだね」と同意してから、自分なりの意見を述べるということです。

とりあえず、「そうだね」を口癖にしてみよう。

これだけでイメージはずいぶん違ってくると思います(*^_^*)

【戻る】