教育監査の
コラム


VOL.175 2015/12/03

スタッフの中でも、大きく2パターンの考え方に分かれるなぁとよく感じます。

例えば、お店の来客数が少ないという事実があったとします。

Aの人は

「全然お客様が来ないんです。。一日で一人しか接客できないこともあるんですよ。もう何をしてもダメって感じです」と、言う。

一方、Bの人は

「お客様は多くはないです。でも、一日一人は接客できています。だから、この一人をちゃんと次回の来店につなげられれば変わると思うんです」と、言います。

違いを感じられるでしょうか?

Aの人は、一日一人の接客をマイナスに捉えていて、どうせ何をしても変わらないと思ってしまっている。

Bパターンの人は、一日一人の接客を事実としては受け止めていますが、マイナスには捉えていない。だからこそ、その中で何かをすれば変わると考えている。

想像がつくでしょうが、伸びるのはBの人です。

そして、これがその後の伸びに大きな影響を与えるんです。

店頭に行って、両方に同じアドバイスをしても、Aの人は、『言っていることはわかるけど、それをうちでやっても、そもそもお客様が少ないから効果が出るのか・・・?』という気持ちを持っているから、実践しても、『とりあえず感』が満載なのでお客様に届かないんですよね。

そして、『ほら、やっぱり変わらない』という感じになる。だから、Aの人の教育には時間がかかってしまう。

一方、Bの人は「まだまだできることいっぱいありますね!まずは、一つずつしっかりできるようにしていきます」と、言って、真剣に着実に取り組む。



さて、あなたはどちら派でしょうか?

本日もよろしくお願いします(*^_^*)!

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