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教育監査の
コラム
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VOL.166 2015/11/24
とあるお店で、わからないことを質問した時のことです。
「今、調べてきますので少々お待ちください」と言って、そのスタッフは席を外しました。
待つこと15分。
「調べてきました!」
そのスタッフは、何もなかったかのように戻ってきました。
もしかしたら、その内容を調べるには15分ほどかかるのは普通のことだったのかもしれない。
でも、それを知っているお客様は多分ほとんどいないでしょう。
自分のお店でも同じことが起きていませんか?
キッチンに確認をする、
店長に確認する、
あなたが何気なくお待たせする時間は、お客様にとっては想像を超える時間かもしれない。
普段もそう。人を待たせているとき、自分には当たり前のことであっても、待たせている相手からしてみると、とてもとても長い時間かもしれない。
お店の常識を、お客様が認識しているわけではないんです。
だからこそ、お客様のための調べものであっても、お待たせする際にはどれくらいかかるのか、目安となる時間をお伝えしよう。
そうすることで、お客様の不安感はなくなる。
不安を感じることなく、お店で過ごすことができる。
これも、お客様が気持ちよく滞在できる大きな要素ではないでしょうか。
お客様の、人の時間を大切にしていこう。