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教育監査の
コラム
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VOL.154 2015/11/12
例えば、お料理を誰かに食べてもらうとしましょう。
「おいしかった。また食べたい!」と言ってもらうためにはどうしたらいいか?
相手が食べたいものを、
相手が食べたいときに、
相手が食べたいだけ作ってあげる。当たり前です。
どれだけあなたが料理上手だったとしても、食べたくないものを、食べたくないときに、ムリに食べさせようとしてもイヤがられるだけですよね。
商売も同じです。
よく、『売上げを上げるにはどうしたらいいでしょうか?』『商品をどう売り込めばいいでしょうか?』
『どういう呼び込み方が効果的でしょうか?』
というスタッフもいます。
ただ、「売り込み方」、「呼び込み方」というのは、小手先のアプローチテクニックです。売り込み方、呼び込み方を変えたからといって、買う気のないお客さんが突然、買う気になることはないんです。
もちろん、売り方、呼び込み方も大事です。ただ、お客様は、ボランティアで買い物をしてくれるわけじゃない。前提として、その商品に興味を持っているとか、買いたい、欲しいという状況が整っていなければ、お客様にとっては、押し売りにしかならないんです。
●お客様があなたから離れていく3原則
「自分」が望んでいることを、「自分」が望んでいるときに、「自分」が望んでいるレベル(頻度、量。。。)で行動する。
●お客様をあなたのファンにするための3原則
「相手」が望んでいることを、「相手」が望んでいるときに、「相手」が望んでいるレベル(頻度、量。。。)で行動する。
3原則の中で、たった2文字違うだけ。
行動の軸が、「自分」ではなく「相手」になっているだけなんです。
あなたの行動の軸に共感が得られたとき、お客様は、あなたの商品を喜んで買ってくれるのです。
当たり前のことを、イイカゲンにやってはいけない。
当たり前のことを、極めよう!