教育監査の
コラム


VOL.152 2015/11/10

売上を上げるためには顧客感動が大事ですよね!

という人がよくいます。

ですがそれは全然違います。

「顧客感動で売上げを伸ばす」と考えている時点で、顧客感動じゃないです。

顧客感動の目的は、『お客さまに幸せになってもらうこと』です。笑顔になってもらうことです。

その結果として売上があるのです。

売上を目的にして顧客感動を考えると、思考の巾が狭くなります。

売上に関係ないこと、つながらないこと、手間がかかって効率の悪いことはやらない方がいい。という発想になってしまいます。

さらに、売上を目的にすると、自分が行動した成果として、モノが売れたかどうかということが「一番の関心ごと」になってしまうんです。

サービスをしたのに、自分が思うようにお客さまは売れなかった。

そこでモチベーションが下がってしまう。こんなことやっても意味はないと思ってしまう。だから努力が続かない。

今、目の前にいるお客さまに「笑顔になってもらおう」と思うと、行動の選択肢は広がります。

選択肢が広がった。そこの部分に、お客さまの「かゆいところ」が存在する。努力が成果につながりやすい。モチベーションもあがる。

今日から、顧客感動をどう売上につなげるかという発想をやめよう。

笑顔にしてあげるために、何ができるかを考えよう。

「顧客感動を究める」とは、「あり方を究める」ていうことなんです(*^_^*)

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