教育監査の
コラム


VOL.138 2015/10/27

居酒屋やレストランなどに行くと、当然BGMが流れていますよね。

では、このBGMは何のために流すのでしょう?

そう、お店の雰囲気作りですよね。

でも実は、それだけじゃありません。

スタッフの元気レベルを計る、大切な『ものさし』の役割をしているのです。

ちょっと前、あるお店でこんなことがありました。

夜、急にBGMの音が小さくなった。

スタッフの誰かが音を絞ったのです。

お客さんもかなり多くなって、お店の中が盛り上がっていたということもある。大忙しでスタッフも疲れがたまっている時間帯でもある。

BGMの音でスタッフ同士の声が聞き難かったのでしょう。

これで、スタッフ同士の声は聞きやすくなったかもしれません。

お客さんへの挨拶もはっきり聞こえるのかもしれない。

でも、こういう場合、安易にBGMの音量を下げるのは間違いです。

BGMがかかっていても、スタッフ同士の声が聞こえるくらいの声を出す。

お客さんへの挨拶もBGMの音にかき消されないよう、元気な声を出す。
一日の中で、初めはよかったけれど、だんだんとBGMの音で声が
聞こえにくくなったということは、「元気がなくなった」というこ
とです。

それだけ大きな声がでていないということです。

BGMの音量を一定に保つことで、元気度合いのチェックができます。

実際、元気のあるお店では、BGMの音量を調節できるのは、限られ
た人たちだけと決めています。

誰でもが勝手には調節できないようになっています。

いいサービスをするために、BGMのボリュームは一定に保とう。

ということです。

今日も元気出していきましょう!!

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