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教育監査の
コラム
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VOL.129 2015/10/18
「コーヒー1杯無料でご提供しております」
これは、2009年夏ごろから、マクドナルドが実際に行った施策です。
覚えてる人も多いのではないでしょうか?
実際「タダ」でもらえるとなると、もらわないと損するような気になってしまいませんか?
これは、人の心理としてそうなっているから、これを利用しない手はないですよね。
例えば、同じ100円の値引きサービスをするとして、
「1000円を900円」
よりも
「100円を0円」
の方が、得した気分が大きくないですか?
「タダ」「無料」というフレーズは、それほど強力なのです。
もちろん、タダ・無料と言っても、ほとんどのお客様は何かしら他に購入しています。
で、その「何かしらの購入」という行動で、「タダ・無料」でもらうことのバランスを保とうとしているんです。
実際、タダでもらうだけの非常識なお客さんは少ない、ってことです。
あなたの店でいうところの「100円ドリンク」もそうですよね。
ドリンクは100円だけれども、その分、いつもよりたくさん料理を頼んでくれるお客様も多いはずです。
「安売りする店だ」
という認識を持たれることなく、上手な値引き方法や、お客様への還元が行えるような、そんな取組みがあってもいいですよね(*^_^*)