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教育監査の
コラム
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VOL.122 2015/10/11
あなたのお店で、「全てのお客様に同等のサービスを!」と考えているなら、それはちょっとだけ違います。
ほとんどの飲食店は、「お客様に平等のサービス」を心掛けています。それはそれで素晴らしい価値観だとは思います。
でも、自分に置き換えてみたり、お客様の立場になって考えればそれが少し間違っているかもしれないことに気付くのではないでしょうか。
例えば、あるメーカーは、多く仕入れてくれる会社やお店にだけ商品単価を安くしていませんか?
例えば、あなたのお店に年間50万円分使ってくれるお客様が、「他のお客さんと同じ扱いにしないでほしい」と思っているとは思いませんか?
どのような立場であれ、「優良なお客様をえこひいきする」のは、私は当然だと思っています。
あなたのお店でも、その優良なお客様をえこひいきしてください。
先に記載した例で考えれば、年間50万円利用するお客様が、年間1万円利用するお客様と同等の扱いしか受けなかったことを知れば、きっとお店から離れていくでしょう。
それは、1万円程度利用するお客様を50人失客したのと同じ意味を持ちます。
だからこそ、あなたのお店で最も大事なことは、「既存の優良顧客へのえこひいき」です。それが、あなたのお店の売上向上の最大のポイントです。
その昔、よく社長に言われていました。
「顧客をえこひいきしろ」
最初は、「お客様は平等でしょ」と思っていました。
でも、社長の言う通りにお客様をえこひいきしていくと、実際驚くほど売り上げが伸び、そして、「お店」ではなく、「私」に会いにきてくださるようになりました。
「えこひいき」
どんな風にえこひいきするのか、皆さんなら意味を履き違える事なく、私の意図を分かってくれると思います。
連休の中日です!
今日来店してくれるお客様を大切に。