教育監査の
コラム


VOL.121 2015/10/10

広告を全く打っていないのに、繁盛している、売上が上がっているお店がありますよね。


まず、そういうお店には共通点があります。

それは、「商品やサービスのクオリティーが高い」ということです。

クオリティーが高いということで、よく例で紹介されるのが、リッツカールトンホテルです。

リッツカールトンがCMしているのを私はみたことがありません。(ありますかね・・・?)

リッツカールトンは「口コミ」で集客できているので広告を打つ必要がないんです。


お客様は感情の変化によって満足度が変わっていきます。

感情の変化が大きいほど単価を高くすることができるし、逆に感情の変化が少ないと低い単価になってしまうのです。

多くの人が経験したことがあると思いますが、どこかのお店に行って、「感情の変化」が大きかったら、そのお店の事を「他の人に話したく」なりますよね?


こういった「口コミ」でお店の情報が広がれば、「広告コスト0円」で集客できることになります。

それまで、売上に対して10%の広告コストがかかっていたとすれば、その10%は全て利益に変わるんです。

これってすごいことです。

クオリティーが高く、お客様の感情の変化が大きい商品を通常よりも10%高く売ることができれば、その10%分も全て利益になります。

さらに、たくさん売れるようになれば仕入原価もそれまでよりも低く抑えることができるので、さらに利益が増えることになる。

これは、売上が落ちた店がやる苦し紛れの利益を削る「ただの値下げ」とは全く意味が違います。

クオリティーを上げて、利益を増やしながらの値下げなんです。

利益を増やしているお店は、このサイクルを繰り返しているんです。

広告コストも必要。でも、まずは、このサイクルをイメージして、改善できるところはないか、もう1度確認してみてください。


「口コミ」

これ、どんな広告にも勝る広告ですよ。


さぁ、連休の予約はどうでしょうか?

1組1組、1人1人のお客様を大切に(*^_^*)!

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