教育監査の
コラム


VOL.110 2015/09/29

「良いサービス」

って、難しいですよね。

最近はどこまでも「サービス合戦」で、行きつくとこまで来た感があります。

私は「何もしないサービス」をしたりする時もあります。

お客様をほったらかすのとは違い、あえて何もしない、って事です。


以前、飛行機に乗っていた時のこと。

機内の映画を観ていました。

すると、「当機はただいま、富士山上空を飛行中でございます」とアナウンスが流れました。どこなのか探していると、またアナウンスが。

「残念ながら、本日は曇りの為、富士山をご覧いただくことができません」

一体このアナウンスは何のサービスやねん!いるんか!と思いました。

映画を観ていて、いいところで「機長の〇〇です。現在順調に飛行中です」と遮られたり。


「そっとしておいてあげること」が、逆に「良質のサービス」になることもある。

空気を読めっちゅーことです。

「気遣い」って本当に難しい。でも、「気を遣わないこと」が、かえって気遣いになる時もある。

お客様が、そっとしておいてほしいタイミング、何かをしてほしいタイミング、それを的確に見極めてください。

お客様が話しこんでいる最中に、料理の説明をし出すようなスタッフはいないと思いますが、「状況を見極める眼」をもっともっと養っていってください。


「痒いところに手が届くサービス」だけでなく、「痒いところ『だけ』に手が届くサービス」の時代に入ってきているのかもしれませんね。

9月も残り2日となりました。
最後まで諦めずにいきましょう!(*^_^*)

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