教育監査の
コラム


VOL.108 2015/09/27

これから自分はどうなっていくんだろう。

って、不安になったことはありませんか?

例えば、受験。例えば就活。例えば今の自分。


不景気な時代。何が起こっても不思議じゃない、という気持ちを誰もが持っているのではないでしょうか?


じゃぁ、「不安」を解消するにはどうしたら良いんだろう?

そもそも、「不安」って何なんだろう?


ウィキってみました。(←ハマってます)

『不安とは、心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または、恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、良くないことが怒るのではないかという感覚(予期不安)である。』

ふむふむ。


つまり、「不安」とは、「これから起こる良くないこと」に対する心の動揺ってことでしょうか。

もしかしたら失業してしまうかもしれない、もしかしたら自然災害に見舞われるかもしれない、もしかしたら・・・もしかしたら・・・。


こんなことばっかり考えていると、心の健康を保つことができないと思いませんか?

じゃぁ、なぜ大抵の人は、これから起こることが、なんで「良くないこと」を前提にしてしまうのだろう?

良い事が起こるかもしれないのに。

何だか私たちは、将来のことを考える時には、悪い方へ悪い方へと考えてしまうみたいですね。

これが「不安」の正体なのでしょうね。

じゃぁ、もし「不安」がなかったとしたらどうだろう?

ドラ〇もんじゃないけど、自分の将来がはっきり見えてしまったら?

明日はこんな楽しい事があって、一週間後はこんな事があって、10年後には自分はこうなってて、〇〇年後の〇月〇日〇時に死ぬ・・・。

これって、何か推理小説の犯人が初めから分かっているような感じ。

答えが分かっているクイズみたいな。


こんなの、つまらなくないですか?

答えが分からないからワクワクし、ドキドキする。

今からの、これからの自分や世の中の変化を、「予測する」ことはできても、「知ること」は誰にもできないんです。

そう考えると、「不安」というものは、世の中が変化していくのに『安定』を求めている、『自分は変わりたくない』という気持ちから生まれるものなのかもしれない。

逆に言うと、「不安」は私たちを変えさせようとする、心の力なのかもしれない。

だから、「不安」と前向きに付き合っていきませんか?

私達は皆、生まれた時から成長を続けている。

赤ちゃんのときには、ハイハイから始まり、つかまり立ちができるようになり、何度転んでも歩こうとする。

転んでも、もう諦めたという赤ちゃんなんて聞いた事が無い。

そして、言葉を覚えて、自分というものを自覚するようになる。


大人になるにつれ、不安を感じて立ち止まってしまうなんて変だと思いませんか?


私達を変えてくれようとする「不安」に対し、むしろ感謝してもいいのではないでしょうか?

『不安は成長促進剤』

私はそう思います。

本日もよろしくお願いします(*^_^*)

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