教育監査の
コラム


VOL.105 2015/09/24

「常識」

私達が生活する上で、当たり前に身に付けているものですよね。

就職試験などでも「常識問題」というタイトルで、本人がどの程度常識的なのかを判断する課題をだす企業も少なくない。

で、みんなが普段当たり前にやっていることを「そんなん常識やん」と私達も言ったりする。


でも、「常識」って、ホントに大切なのかなぁ...?

というか、そもそも「常識」って何なんだろう?


※ちょっとウィキってみました。困った時のwikiです。

『常識は、社会の構成員が有していて当たり前のものとしている価値観、知識、判断力のこと。対義語は非常識。社会に適した常識を欠いている場合、社会生活上に支障をきたすことも多い』

ふむふむ。なるほど。

「常識」とは、私たちが生活をする上で、「守る必要がある」ことですよね。

逆に守らなければ、生活できないということもあるし。。。

でも、とある経営者の方が言っていました。

「非常識になれ」と。

自分がやろうとしていることの成功例が見つからないなら、周囲の人間と反対のことをやれば成功する、と。

ちょっと「なるほど!」と思いました。

例えば、1970年に日本にオープンしたセブンイレブン。

オープンした当時は、ダイエーなどの大型店が次々に出店している時代。

そんな中、創業者の鈴木敏文さんは、小型店の多店舗展開を始めました。

その鈴木氏の言葉。「新しく伸びている会社は、過去の経験のないところで仕事をしている。常識を破らないと感動を伝えるしごとはできない」と。


「過去の経験」に縛られて生活していると、なかなか成功はできないような気がします。


私達は、勉強や仕事で、いい点数がとれたとか、成功したとかいう経験をすると、そのやり方が「正しいんだ」と思ってしまう。

「正しい」と思ったことを繰り返してしまう。そして、そのやり方を人にも教えたりします。


でも、成功したことが、逆に私たちの考え方や感じ方、行動を縛ってしまっている。

そうすると、過去に縛られてばかりいるので、新しい発展がつくれない。


『過去を否定してみること』

これも大事なことなのかもしれませんね。


SWも終わりましたが、明日からもう週末です。気を抜かず頑張りましょう(*^_^*)!

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